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レナーテ・レインスヴェ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/07/20 23:05 UTC 版)

レナーテ・レインスヴェ
Renate Reinsve
生年月日 (1987-11-24) 1987年11月24日（37歳）
出生地  ノルウェー ブスケルー県ソルベルゲルヴァ（英語版）
職業 俳優
活動期間 2011年-活動中
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レナーテ・レインスヴェ（Renate Reinsve, [no]; 1987年11月24日 - ）は、ノルウェーの女優である。彼女はヨアキム・トリアーの映画『オスロ、8月31日（英語版）』（2011年）で映画デビューした。彼女はトリアーのロマンティック・ドラマ映画『わたしは最悪。』（2021年）でカンヌ国際映画祭女優賞を獲得し、ブレイクした[1]。

彼女の出演作には他に、Apple TV+のリーガル・スリラーシリーズ『推定無罪（英語版）』、A24の風刺・ダークコメディ映画『顔を捨てた男（英語版）』、スリラー映画『Armand』、トリアーと三度組んだ『Sentimental Value』（2025年）がある。

生い立ち

1987年にブスケルー県ソルベルゲルヴァ（英語版）で生まれ、オスロ国立芸術大学で学んだ後にレインスヴェはトロンデラーグ・シアター（英語版）に加わった[2]。

16歳のときに学校を退学となった後にレインスヴェはノルウェーを離れてスコットランドに移り、エディンバラのホステルに滞在した。彼女は資金が尽きると、ホテルのマネージャーから「かわいそうに思われた」ため、バーでの仕事を斡旋された[3]。

キャリア

2011年-2020年: 映画デビューと初期の作品

2022年

2014年に彼女は、フリードリヒ・デュレンマットの戯曲『貴婦人の訪問』を基とした『Besøk av gammel dame』でヘッダ賞（英語版）を獲得した。2016年以降の彼女はノルウェー劇場（英語版）と契約している[2]。この頃の彼女の出演映画には、『オスロ、8月31日（英語版）』（2011年）、『オルハイム・カンパニー（英語版）』（2012年）、『Welcome to Norway』（2016年）[2]、テレビ作品には『Nesten voksen』[4]や『Hvite gutter』がある[5]。

2021年-現在: ブレイク

2021年、レインスヴェはヨアキム・トリアー監督ののロマンティック・コメディ・ドラマ映画『わたしは最悪。』で主人公のユリヤを演じ、これは第74回カンヌ国際映画祭でプレミア上映されて高評価された[6][7][8][9]。テレビ番組『Late Night with Seth Meyers』に出演したレインスヴェは、ユリヤ役をオファーされる前日に俳優業を辞めることを考えており、大工に転職することを検討していたことを明かした[10]。トリアーはユリアの役を彼女のために特別に書き下ろした[11]。『ガーディアン』のピーター・ブラッドショウ（英語版）はこの映画に5ツ星を与え、「この映画で役を演じたレナーテ・レインスヴェはロケットのように飛翔し、リリー・ジェームズやアリシア・ヴィキャンデルと肩を並べるスターとしての地位を確立するに値する、非常に成熟した、繊細で共感できる演技を披露している」と評した[12]。彼女はこの映画での演技により、カンヌ国際映画祭女優賞などを獲得し、また英国アカデミー賞主演女優賞などで候補に挙がった[13]。

第74回ベルリン国際映画祭にて

レインスヴェは第74回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で上映された2本の映画に出演した。1本目はアーロン・シンバーグ（英語版）監督のサイコロジカルドラマ『顔を捨てた男（英語版）』であり、セバスチャン・スタンと共演、2本目はピエロ・メッシーナ（英語版）監督のSFロマンス『Another End』であり、ガエル・ガルシア・ベルナルと共演した[14][15]。レインスヴェはまた、第77回カンヌ国際映画祭でプレミア上映されたハーフダン・ウルマン・トンデルl（英語版）監督の『Armand』に出演した[16][17]。この映画での演技により彼女はヨーロッパ映画賞女優賞にノミネートされた。また2024年に彼女は、Apple TV+の法廷スリラーシリーズ『推定無罪（英語版）』でジェイク・ジレンホールらと共演した。このシリーズは1987年の小説『推定無罪 プリジュームド・イノセント（英語版）』を原作としている[18]。

レインスヴェはヨアキム・トリアーと三度組み、ファミリー・ドラメディ映画『Affeksjonsverdi』でステラン・スカルスガルドやエル・ファニングと共演した[19]。この映画は2024年8月に撮影が始まり[20]、第78回カンヌ国際映画祭でプレミア上映された[21][22]。『インディーワイア（英語版）』のデヴィッド・エールリックは、彼女と監督のコラボレーションを称賛し、「レインスヴェはトリアーのエネルギーに完璧に調和しており、『Sentimental Value』は彼女が役柄に持ち込む躁病的なフラストレーションによって支えられている」と述べた[23]。『ハリウッド・リポーター』のデヴィッド・ルーニーは、「レインスヴェが、彼女の生々しい感情を余すところなく引き出してくれる監督と再び働くのを見るのは、特に嬉しい」と述べ、彼女の演技力とコメディ能力を称賛した[24]。2025年6月、レインスヴェがケイン・パーソンズ（英語版）が監督するA24のSF映画『The Backrooms』でキウェテル・イジョフォーと共演することが発表された[25]。

フィルモグラフィ

映画

備考
公開されていない作品を示す
年 日本語題
原題 		役名 備考
2011 オスロ、8月31日（英語版）
Oslo, 31. august 		レナーテ
2012 Kompani Orheim Lene
2015 Kvinner i for store herreskjorter Ane
アサイラム・バスターズ（英語版）
Villmark 2 		Synne
2016 Welcome to Norway Line
2017 Ekspedisjon Knerten Mor
2018 Føniks Kristin
2021 わたしは最悪。
Verdens verste menneske 		ユリヤ
2024 アンデッド/愛しき者の不在（英語版）
Håndtering av udøde 		Anna
顔を捨てた男（英語版）
A Different Man 		イングリッド
Another End Zoe / Ava
Armand Elizabeth 兼製作総指揮
2025 Affeksjonsverdi Nora 兼製作総指揮
TBA X [要出典] Ingvild ポストプロダクション中
Fjord ポストプロダクション中[26]
The Backrooms 撮影中[27]

テレビシリーズ

年 日本語題
原題 		役名 備考
2015 Mysteriet på Sommerbåten Aktuar
2015 Unge lovende N/A 第1シーズン第1話
2017-2019 Best Før Anemone 計23話出演
2018 Nesten voksen Siri 計3話出演
Roeng Lena 計10話出演
2018-2021 Hvite gutter Frida 計13話出演
2022 Ida tar ansvar Sarah 第1シーズン第7話「Et dukkehjem」
2024 推定無罪（英語版）
Presumed Innocent 		Carolyn Polhemus 計8話出演

受賞とノミネート

賞 年 部門 候補作 結果 参照
アマンダ賞（英語版） 2016 助演女優賞 Welcome to Norway ノミネート [28]
2022 主演女優賞 わたしは最悪。 受賞 [29]
英国アカデミー賞 2022 主演女優賞 ノミネート [30]
カンヌ国際映画祭 2021 女優賞 受賞 [1]
ヨーロッパ映画賞 2021（英語版） 女優賞 ノミネート [31]
2024（英語版） Armand ノミネート [32]
インディーワイア批評家投票（英語版） 2021 演技賞 わたしは最悪。 3位 [33]
ロサンゼルス映画批評家協会 2021 主演女優賞 次点 [34]
ロンドン映画批評家協会 2021（英語版） 主演女優賞（英語版） ノミネート [35]
全米映画批評家協会 2021 主演女優賞（英語版） 次点 [36]
オンライン映画批評家協会 2021（英語版） 主演女優賞（英語版） ノミネート [37]
サテライト賞 2022（英語版） 映画主演女優賞 (コメディ・ミュージカル)（英語版） ノミネート [38]
シアトル映画批評家協会（英語版） 2021（英語版） 主演女優賞 ノミネート [39]
バンクーバー映画評論家協会（英語版） 2021（英語版） 主演女優賞（英語版） ノミネート [40]
ドリアン賞（英語版） 2022 映画演技賞 ノミネート [41]
女性映画ジャーナリスト同盟 2021 大胆な演技賞 ノミネート [42]
女性ブレイクスルー演技賞 ノミネート
セントラル・フロリダ映画批評家協会 2021 主演女優賞 受賞 [43]
ディスカッシング映画批評家賞 2022 主演女優賞 ノミネート [44]
グレーター・ウェスタン・ニューヨーク映画批評家協会 2021 主演女優賞 ノミネート [45]
ノースカロライナ映画批評家協会 2022 主演女優賞 ノミネート [46]
ノースダコタ映画協会 2022 主演女優賞 ノミネート [47]
オンライン女性映画批評家協会 2021 主演女優賞 ノミネート [48]
ポートランド批評家協会 2021 主演女優賞 ノミネート [49]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b “Meet the winners of the 74th edition of the Festival de Cannes” (英語). Festival de Cannes (2021年7月17日). 2025年2月12日閲覧。
  2. ^ a b c Bikset, Lillian. “Renate Reinsve”. In Bolstad, Erik (ed.). Store norske leksikon (ノルウェー語). Oslo: Norsk nettleksikon. 2022年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2021年7月15日閲覧.
  3. ^ The Late Late Show with James Corden (2022年3月23日). “Olivia Rodrigo Used Her Driver's License to Visit a British Pub”. YouTube. 2022年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月28日閲覧。
  4. ^ "Bare nesten morsomt", Dagbladet 5 January 2018
  5. ^ "Frognerfjotter", Dagbladet 9 January 2018
  6. ^ Brunstad, Vera (2021年7月8日). “Cannes-debut etter første hovedrolle” (ノルウェー語). Dagbladet 
  7. ^ Lawson, Richard (2021年7月10日). “'The Worst Person in the World' Is the Best Film at Cannes So Far”. vanityfair.com. 2021年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月15日閲覧。
  8. ^ Bradshaw, Peter (2021年7月8日). “The Worst Person in the World review – Nordic romcom is an instant classic”. theguardian.com. 2022年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月15日閲覧。
  9. ^ “The Worst Person in the World (2021)”. Rotten Tomatoes. 2022年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月11日閲覧。
  10. ^ “Renate Reinsve Decided to Quit Acting the Day Before Landing Her Biggest Role”. YouTube. 2022年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月30日閲覧。
  11. ^ Sheila O’Malley (2022年6月28日). “The Worst Person in the World: Lost and Found”. Criterion Collection. 2022年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月4日閲覧。
  12. ^ “The Worst Person in the World review – Nordic romcom is an instant classic”. The Guardian. 2021年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月11日閲覧。
  13. ^ “Cannes' Best Actress winner Renate Reinsve is also 'The Worst Person in the World'”. NPR. 2023年5月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月11日閲覧。
  14. ^ Kroll, Justin (2022年6月21日). “Sebastian Stan, Renate Reinsve & Adam Pearson To Star In ‘A Different Man’ For A24”. Deadline Hollywood. 2022年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年7月15日閲覧。
  15. ^ “Renate Reinsve on Going From ‘The Worst Person in The World’ to Sharing the Screen With Sebastian Stan and Gael García Bernal”. The Hollywood Reporter. 2024年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月11日閲覧。
  16. ^ “‘The Worst Person in the World’ Producers, Cannes Breakout Star Renate Reinsve Reteam on ‘Armand’ (EXCLUSIVE)”. Variety. 2023年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月11日閲覧。
  17. ^ “Renate Reinsve boards Halfdan Ullmann Tøndel’s debut feature Armand”. Nordisk Film & TV Fund. 2023年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月11日閲覧。
  18. ^ “Jake Gyllenhaal Is Endlessly Watchable in Apple TV+’s Brilliant ‘Presumed Innocent’ Adaptation: TV Review”. Variety. 2024年9月20日閲覧。
  19. ^ “Joachim Trier Sets Next Film 'Sentimental Value,' a Father-Daughter Drama With 'Worst Person in the World' Star Renate Reinsve”. Variety. 2023年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月18日閲覧。
  20. ^ “Renate Reinsve on Going From 'The Worst Person in The World' to Sharing the Screen With Sebastian Stan and Gael García Bernal”. 2024年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月23日閲覧。
  21. ^ “Sentimental Value”. Festival de Cannes. 2025年5月22日閲覧。
  22. ^ “Sentimental Value”. Rotten Tomatoes. 2025年5月22日閲覧。
  23. ^ “‘Sentimental Value’ Review: Joachim Trier’s Wise and Ecstatically Moving Family Portrait Searches for Intimacy Through Filmmaking”. IndieWire. 2025年5月22日閲覧。
  24. ^ “‘Sentimental Value’ Review: Renate Reinsve, Stellan Skarsgard and Elle Fanning Illuminate Joachim Trier’s Piercing Reflection on Family and Memory”. The Hollywood Reporter. 2025年5月22日閲覧。
  25. ^ “Renate Reinsve Joins Chiwetel Ejiofor In A24 Sci-Fi Horror Pic ‘The Backrooms’”. Deadline Hollywood. 2025年6月11日閲覧。
  26. ^ Lang, Brent (2025年5月12日). “Sebastian Stan, Renate Reinsve Family Drama ‘Fjord’ Sells to Neon”. Variety. 2025年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月22日閲覧。
  27. ^ “19-Year-Old Horror Influencer Kane Parsons to Direct A24 Movie ‘The Backrooms’ Starring Chiwetel Ejiofor, Renate Reinsve”. TheWrap. 2025年6月11日閲覧。
  28. ^ Zakariassen, Gaute (2016年8月26日). “Dette er årets Amanda-vinnere” (ノルウェー語 (ブークモール)). NRK. 2025年2月12日閲覧。
  29. ^ “Amanda: Skuespillerpriser til Reinsve og Hagen” (ノルウェー語 (ブークモール)). Bergens Tidende (2022年8月20日). 2024年4月12日閲覧。
  30. ^ Marshall, Alex (2022年2月3日). “‘Dune’ and ‘The Power of the Dog’ Lead BAFTA Nominees” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2022/02/03/movies/baftas-nominations-2022.html 2025年2月12日閲覧。 
  31. ^ Vivarelli, Nick (2021年11月9日). “‘Hand of God,’ ‘Titane,’ ‘Quo Vadis, Aida?’ Among European Film Awards Nominees” (英語). Variety. 2025年2月12日閲覧。
  32. ^ Szalai, Georg (2024年11月5日). “European Film Awards: ‘The Substance,’ ‘Emilia Pérez,’ ‘The Room Next Door,’ Daniel Craig, Ralph Fiennes, Tilda Swinton Among Nominees” (英語). The Hollywood Reporter. 2025年2月12日閲覧。
  33. ^ Blauvelt, Christian (2021年12月13日). “2021 Critics Poll: The Best Films and Performances, According to 187 Critics from Around the World” (英語). IndieWire. 2025年2月12日閲覧。
  34. ^ Lamphier, Jason (2021年12月18日). “Penélope Cruz, 'Drive My Car' score big wins at LAFCA awards” (英語). Entertainment Weekly. 2025年2月12日閲覧。
  35. ^ Pulver, Andrew (2021年12月16日). “The Power of the Dog leads London Critics’ Circle film nominations” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077. https://www.theguardian.com/film/2021/dec/16/the-power-of-the-dog-leads-london-critics-circle-film-nominations 2025年2月12日閲覧。 
  36. ^ Haring, Bruce (2022年1月8日). “‘Drive My Car’ Takes Best Picture Prize At National Society Of Film Critics Awards – Winners List” (英語). Deadline Hollywood. 2025年2月12日閲覧。
  37. ^ “The Online Film Critics Society Announces the Winners for Its 25th Annual Film Awards” (英語). OFCS.org. 2022年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月24日閲覧。
  38. ^ Fuster, Jeremy (2021年12月1日). “'Power of the Dog' and 'Belfast' Lead Nominations for IPA Satellite Awards” (英語). TheWrap. 2025年2月12日閲覧。
  39. ^ “"The Power of the Dog" Leads the 2021 Seattle Film Critics Society Nominations”. Seattle Film Critics (2022年1月10日). 2022年1月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月10日閲覧。
  40. ^ Vlessing, Etan (2022年2月20日). “Vancouver Film Critics Circle: ‘The Power of the Dog’ Leads With 5 Nominations” (英語). The Hollywood Reporter. 2025年2月12日閲覧。
  41. ^ Beresford, Trilby (2022年3月17日). “Dorian Film Awards: ‘The Power of the Dog,’ ‘Flee’ Among Top Honors” (英語). The Hollywood Reporter. 2025年2月12日閲覧。
  42. ^ “2021 EDA AWARDS NOMINEES” (英語). Alliance of Women Film Journalists. 2022年4月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月9日閲覧。
  43. ^ “2021 Awards” (英語). Critics Association of Central Florida. 2025年2月12日閲覧。
  44. ^ “DiscussingFilm Critic Awards 2022: The Winners” (英語). DiscussingFilm (2022年1月4日). 2025年2月12日閲覧。
  45. ^ “AWARDS: Our 2021 Winners” (英語). Greater WNY Film Critics Association (2022年1月1日). 2025年2月12日閲覧。
  46. ^ “The Power of the Dog Leads the Pack for NCFCA Wins” (英語). North Carolina Film Critics Association (2022年1月5日). 2025年2月12日閲覧。
  47. ^ “‘The Power of the Dog’ Leads the 3rd NDFS Awards Nominees” (英語). North Dakota Film Society. 2025年2月12日閲覧。
  48. ^ “Online Association of Female Film Critics 2021 Awards – Nominees”. Online Association of Female Film Critics (2021年12月17日). 2022年1月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月4日閲覧。
  49. ^ “2021 Awards” (英語). Portland Critics Association. 2025年2月12日閲覧。

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