レスパイトとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > レスパイトの意味・解説 

レスパイト【respite】

読み方:れすぱいと

一時中断小休止猶予延期一時預かり


レスパイト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/17 15:57 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

レスパイト英語: respite)とは、一時的中断、延期、小休止などを意味する英語

日本では、主に育児介護障害医療の分野で使われる。

概要

レスパイト・ケア

レスパイト・ケアとは、在宅で乳幼児障害者(児)、高齢者などを介護(育児)している家族に、支援者が介護(育児)を一時的に代替してリフレッシュしてもらうこと。また、そのようなサービスのこと。

元々は欧米で生まれた考え方である。日本では、1976年昭和51年)の「心身障害児(者)短期入所事業」(ショートステイ)が始まりである[1]

2000年(平成12年)に施行された介護保険法では、短期入所生活介護短期入所療養介護という形でショートステイの給付が規定されている。

特別支援教育などの観点から見た場合は、特に放課後等デイサービスを指してレスパイトと称する事が多い。

レスパイト入院

レスパイト入院(レスパイトにゅういん)とは、神経難病患者や高齢のがん患者など、医学的管理や処置を在宅で受けている患者を対象に医療保険入院を受け入れる制度。

介護保険対象のショートステイでは、薬や処置の制限や受け入れが困難な場合がある。

介護保険施設では受け入れが困難な胃ろう気管切開人工呼吸器の患者でも受け入れが可能な場合がある。

脚注

  1. ^ 「介護職員初任者研修テキスト 第2巻 人間と社会・介護 2」 初版第4刷 p.421 一般財団法人 長寿社会開発センター 発行 介護職員関係養成研修テキスト作成委員会 編集

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「レスパイト」の関連用語

レスパイトのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



レスパイトのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのレスパイト (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS