レスキュータワー車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 08:18 UTC 版)
垂直に伸びる四角錐鉄塔型ハシゴを装備した車両。通常型はしご車が活動できない狭隘路での低中層建築物救出に使用されていた。最上部にはバスケットがあり、救助者は救助袋や別のハシゴを使って下へ降りる。この最上部は指揮台としても利用が可能であった。この名を持つ消防車両で最も有名な車両が、東京消防庁丸の内消防署有楽町出張所の車両。同車はいすゞ・フォワードをベースとし1974年に導入。完成間もない有楽町出張所に配備され1988年まで運用されていた。さらに1982年には、松山市消防局も西消防署に同名の車両を配備している。こちらはポンプを搭載している。レスキュータワー車の子孫とも言える大型バスケットを装備した12 - 15mクラスの高所作業車が相模原市消防局、奈良市消防局、神戸市消防局、加古川市消防本部、釧路市消防本部に配備されている。
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