レコーディング後の経緯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 05:28 UTC 版)
「キル・シティ」の記事における「レコーディング後の経緯」の解説
デモテープの仕上がりに満足したエドモンズは、様々なレコード会社に送付するとともに、後ろ盾を求めて音楽業界の有力者シーモア・ステイン(英語版)にテープを聞かせて高評価を引き出した。ところが、エドモンズが様々な伝手を辿って売り込みに邁進している最中、イギーのマネージャーになるべく画策していた弁護士ベネット・グロツィエがイギーとウィリアムソンに、自分の方がうまく売り込めるからデモテープを持参するようにと申し出たため、2人は誘いに乗ってスタジオからデモテープを持ち出してしまった。こうしてデモテープを失ったエドモンズはそれ以上の売り込み活動ができなくなって手を引くことになったが、一方、グロツィエも売り込みに失敗し、更に退院後のイギーの行動制御も難しいことに気がついて手を引いてしまったため、レコード会社との契約は失敗に終わり、デモテープはお蔵入りとなった。加えて、ウィリアムソンが提示した作曲活動に関する契約にイギーが不満を表明したため、2人のパートナーシップも終焉を迎えた。
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