ルリメタイハクオウムとは? わかりやすく解説

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ルリメタイハクオウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 08:01 UTC 版)

ルリメタイハクオウム
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ワシントン条約附属書II類
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: オウム目 Psittaciformes
: オウム科 Cacatuidae
: オウム属 Cacatua
: ルリメタイハクオウム C. ophthalmica
学名
Cacatua ophthalmica (Sclater, 1864)

ルリメタイハクオウム(Blue-eyed Cockatoo)は、オウム科の鳥である。体色は主に白色で、とさかは可動、黒いくちばしで、目の周りには羽毛がなく薄青色の縁があり、種名の由来となっている。

全てのオウムや多くのインコと同様に、ルリメタイハクオウムも、1本の足で木に留まりながら、もう1本の足の指を用いて物を掴んで口に運ぶことができる。

概要

ドイツのWalsrode Bird Parkで飼育されているルリメタイハクオウム

ルリメタイハクオウムは体長約50cmと大きい。体色は白色で、黄色や白色のとさかが立っている。くちばしは黒、脚は灰色、目の周りは薄青色である。

両性ともよく似ているが、濃茶色の虹彩を持つオスや赤茶色の虹彩を持つメスもいる。しかしこの差異は小さく、雌雄を区別する信頼性のある根拠にはならない。コバタンキバタンと混同されやすいが、とさかがより丸くて前部がより白いのと、目の周りが薄青色であるのが特徴である。

生息地と保全状態

ルリメタイハクオウムは、パプアニューギニアニューブリテン島ソロモン諸島の低地や丘の森に住む固有種であり、ビスマルク諸島では唯一のオウムである。

以前は、国際自然保護連合によって「軽度懸念(Least Concern)」とされてきたが[1]、近年は個体数が減少し、2008年に「絶滅危惧II類(Vulnerable)」に改められた[2]

出典

  1. ^ BLI (2004)
  2. ^ BLI (2008)

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