リンゴ・スターによるカバー
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「グロー・オールド・ウィズ・ミー」の記事における「リンゴ・スターによるカバー」の解説
レノンと同じく元ビートルズのメンバーであるリンゴ・スターが、2019年10月25日に発売したアルバム『ホワッツ・マイ・ネーム』で本作をカバーした。カバーするきっかけとなったのは、『ダブル・ファンタジー』や『ミルク・アンド・ハニー』のプロデュースを手がけたジャック・ダグラス(英語版)との会話で、ダグラスからの「当時のレノンのデモ音源が収録された『ザ・バミューダ・テープス』を聴いたことがあるか」という一言だった。スターは、「ジョンは生前僕のことを感情の豊かな人といってくれていたんだけど、僕はこれらのデモ音源を聴いたことがなかった。」「ジョンのことを思いながら、うまく歌うことが出来たと思っている。」と語っている。 本作をカバーするにあたり、スターは同じくバンドメイトだったポール・マッカートニーにもベースとコーラスで参加してもらうことを考え、マッカートニーはこれを快諾。また、ダグラスは本作のストリングス編曲を担当しているが、ストリングスには同じくバンドメイトだったジョージ・ハリスン作の「ヒア・カムズ・ザ・サン」の1フレーズが引用されている。このため、スターは「この曲には、ある意味で僕ら4人が関わっている。」とコメントしている。
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