リガ車両製作工場製車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/27 06:51 UTC 版)
「MTV-82」の記事における「リガ車両製作工場製車両」の解説
リガ車両製作工場が工場を構えていたリガ市内には路面電車(リガ市電)の大規模な路線網が存在するが、1950年代当時、車両限界の影響から全幅2,550 mmのMTV-82の走行が困難な路線があった。そのため、同市電には車体幅を狭めた他、主電動機の数を2基に、座席を木製に、集電装置をポールに変更する等の設計の簡素化を実施したリガ市電専用の車種が多数作られる事となった。MTV-82の後継車両となるRVZ-6登場後も同様の設計方針の車両が製造され、タトラカーの導入が本格化する1970年代まで続いた。
※この「リガ車両製作工場製車両」の解説は、「MTV-82」の解説の一部です。
「リガ車両製作工場製車両」を含む「MTV-82」の記事については、「MTV-82」の概要を参照ください。
- リガ車両製作工場製車両のページへのリンク