ラヴリー・リンダとは? わかりやすく解説

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ラヴリー・リンダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/31 18:12 UTC 版)

ラヴリー・リンダ
ポール・マッカートニー楽曲
収録アルバム マッカートニー
録音 1969年12月 McCartney's home, London
時間 0:45
レーベル パーロフォン
作詞者 ポール・マッカートニー
作曲者 ポール・マッカートニー
マッカートニー収録順
ラヴリー・リンダ
(1)
ザット・ウッド・ビー・サムシング
(2)

ラヴリー・リンダ(原題:The Lovely Linda)は、1970年ポール・マッカートニーが発表した楽曲。 ポール・マッカートニーのソロ・デビューアルバム『マッカートニー』の1曲目に収録されている。

概要

マッカートニーは「自宅にスチューダーの4トラックが導入されたとき、マシンをテストするために最初に録音したのがこの曲だったんだ。1回目はボーカルとギター、2回目は別のアコースティック・ギター、そして本を叩く手の音をオーバーダビングして、最後にベースを入れてるんだ。」とコメントした[1]

妻のリンダ・マッカートニーへの愛を、45秒という短い演奏時間の中で率直に表現している。

また、2001年に放送されたドキュメンタリー映画『ウイングスパン (映画)英語版』にてマッカートニーは、「レコーディング中にリンダが入ってきて、ドアがキーキーと鳴る音が聞こえるね。いいテイクだったから、そのままにしたよ」と語っている[2]

また、マッカートニーは「スコットランドで書かれたこの曲は、将来レコーディングされるであろう本編の予告編となっているんだ」と語っているが[1]、本編は2022年現在も未発表となっている。 1999年に発売された亡くなったリンダへの追悼盤「ワーキング・クラシカル」に、この曲の弦楽四重奏バージョンが収録されたほか、2001年には、マッカートニー自らが選曲したベスト・アルバム「夢の翼〜ヒッツ&ヒストリー〜」にも収録された。

評価

ローリング・ストーン誌のレビューでは、「言葉やメロディーの内容がほとんどない」と酷評されている[3]

クレジット

脚注

  1. ^ a b 『マッカートニー』プレスリリース時のコメントより
  2. ^ The Lovely Linda”. The Paul Mccartney project. 2022年5月2日閲覧。
  3. ^ “McCartney”. Rolling Stone. https://www.rollingstone.com/music/albumreviews/mccartney-19700514 2021年11月13日閲覧。 

参考文献

Paul McCartney Recording Sessions (1969~2013)




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