ランベールの延命治療停止側(配偶者側)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 06:56 UTC 版)
「バンサン・ランベール」の記事における「ランベールの延命治療停止側(配偶者側)」の解説
配偶者側の妻ラシェルは、書状には残っていないものの、ランベールが事故以前に人工的に生かされることは嫌だと明確な意思表示をしていたと主張した。フランス国内の新聞やラジオなどはランベールが四肢麻痺の状態になる前に「人工的に生かされたくない」「植物状態で生きたくないと言っていた」などと発していたという肯定派の意見を取り上げた。また、妻のラシェルは2014年に著書『Vincent, parce que je l'aime, je veux le laisser partir』(バンサン、愛しているから、あなたを旅立たせたい)を出版し、「(夫が)自由な人であってほしい。彼の信念が尊重されるべき」などと訴え、ランベールの尊厳死を求めた。配偶者側は「消極的安楽死」法に基づいて水分補給・栄養の静脈投与を停止することを求めていた。
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