ラパレントサウルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/30 05:08 UTC 版)
ラパレントサウルス(学名 Lapparentosaurus)は、中期ジュラ紀に生息したマクロナリア類に属する竜脚類恐竜の属である。化石はマダガスカルから発見されている。1895年、Richard Lydekker は1894年にJ.T. Lastがマジュンガ盆地にあるバトニアン期の地層であるイサロⅢ累層から発見した化石に基づいてボトリオスポンディルスの新種B. madagascariensis を命名した[1]。このイギリスの属とは実際のつながりは無く、1986年ホセ・ボナパルテによって個別の属として命名された[2]。タイプ種は唯一知られる種でもある Lapparentosaurus madagascariensisである。属名はアルベール・ド・ラパランに献名したものである。ボナパルテによって定められたホロタイプMAA 91-92は2つの椎弓からなる。さらにはるかに豊富な資料が参照されており、そこには少なくとも3個体、おそらくもっとたくさんの様々な成長段階の個体が含まれている。この中には椎骨や四肢の要素が含まれるが頭骨はない。この種は十分な識別特徴と記載を欠いている。独自のタクソンである「?Bothriospondylus madagascariensis」もしくは「"Bothriospondylus "madagascariensis」と呼ばれるものと混同すべきではない。
- ^ R. Lydekker, 1895, "On bones of a sauropodous dinosaur from Madagascar", Quarterly Journal of the Geological Society of London 51: 329-336
- ^ J.F. Bonaparte, 1986, "Les dinosaures (Carnosaures, Allosauridés, Sauropodes, Cétosauridés) du Jurassique Moyen de Cerro Cóndor (Chubut, Argentina)", Annales de Paléontologie (Vert.-Invert.) 72(3): 325-386
- ^ Rimblot-Baly, F., A. de Ricqlès, & L. Zylberberg, 1995, "Analyse paléohistologique d'une série de croissance partielle chez Lapparentosaurus madagascariensis (Jurassique Moyen): essai sur la dynamique de croissance d'un dinosaure sauropode", Annales de Paléontologie 81: 49–86
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