ラグ・ママ・ラグとは? わかりやすく解説

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ラグ・ママ・ラグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/25 19:13 UTC 版)

「ラグ・ママ・ラグ」
ザ・バンドシングル
初出アルバム『ザ・バンド
B面 アンフェイスフル・サーヴァント
リリース
規格 7インチ・シングル
ジャンル ルーツ・ロック
時間
レーベル キャピトル・レコード
作詞・作曲 ロビー・ロバートソン
プロデュース ジョン・サイモン
チャート最高順位
ザ・バンド シングル 年表
クリプル・クリーク
(1969年)
ラグ・ママ・ラグ
(1970年)
タイム・トゥ・キル
(1970年)
ミュージックビデオ
「Rag Mama Rag」 - YouTube
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ラグ・ママ・ラグ」(Rag Mama Rag)は、ザ・バンド1969年に発表した楽曲。翌年シングルカットされ、特に英国でヒットした。

概要

1969年9月22日発売のセカンド・アルバム『ザ・バンド』に収録された。作詞作曲はロビー・ロバートソン。リード・ボーカルはリヴォン・ヘルム

1970年2月にシングルカットされ[1]全英シングルチャートで16位を記録した。同年3月14日付のビルボード・Hot 100で57位を記録した[2]

本作品は一旦は通常の楽器編成でレコーディングされたが、ロビー・ロバートソンには出来栄えが今一つしっくりこなかった。そのため、リチャード・マニュエルがドラムスを担当したり、プロデューサーのジョン・サイモンがチューバで参加したりするなど、ロバートソン以外のメンバーはすべて変則的な楽器を担当することとなった。ロバートソンは次のように述懐している。「レコーディングするまでは取るに足らない曲だと思っていたけれど、やってみたら非常に特別なものができた。それまでどこにも存在しなかったスタイルの曲さ」[3]

1972年8月発売のライブ・アルバム『ロック・オブ・エイジズ』や、2002年に発売された『ラスト・ワルツ』のボックス・セットなどでライブ・バージョンを聴くことができる。また

2000年発売のアルバム『ザ・バンド』のリイシュー盤に別ボーカルのテイク(ラフ・ミックス)が収録された[4]

2019年11月15日、アルバム『ザ・バンド』の「50周年記念2CDデラックス・エディション」が発売[5]。オルタネイト・バージョン[6]ボブ・クリアマウンテンによるリミックス・バージョンが収録された[7]。同日に発売された「50周年記念スーパー・デラックス・エディション」(6枚組)には、「ラグ・ママ・ラグ(A面)/アンフェイスフル・サーヴァント(B面)」のオリジナルの7インチシングル盤が収録された[8][9]

パーソネル

脚注

  1. ^ The Band: Singles Discography
  2. ^ Music: Top 100 Songs | Billboard Hot 100 Chart | THE WEEK OF MARCH 14, 1970
  3. ^ Hoskyns, B. (2006). Across the Great Divide: The Band and America (revised ed.). Hal Leonard. pp. 184–185. ISBN 9781423414421 
  4. ^ The Band (2019年11月14日). “Rag Mama Rag (Alternate Vocal Take Rough Mix)”. YouTube. 2022年3月22日閲覧。
  5. ^ ザ・バンド - 50周年記念2CDデラックス・エディション”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2022年3月22日閲覧。
  6. ^ The Band (2019年9月26日). “Rag Mama Rag (Alternate Version)”. YouTube. 2022年3月22日閲覧。
  7. ^ The Band (2019年11月14日). “Rag Mama Rag (2019 Remix)”. YouTube. 2022年3月22日閲覧。
  8. ^ The Band – The Band (2019, 50th Anniversary Edition, Box Set)”. Discogs. 2022年3月22日閲覧。
  9. ^ ザ・バンド - 50周年記念スーパー・デラックス・エディション”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2022年3月22日閲覧。



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