ライト風
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 08:30 UTC 版)
下元の代表作として知られる総理大臣官邸については、基本計画、基本設計、プラン、エレベーションを下元が担当し、それを笹倉梅太郎が製図し図面に落とし込んだという。総理大臣官邸のミミズク像やレリーフについても、笹倉が担当した。総理大臣官邸はフランク・ロイド・ライトの影響が指摘されるが、下元自身は玄関ホールのインテリアが「最もライト思想の濃い」部分だと指摘し、これらは笹倉ら若手が力を発揮した部分だとしている。下元は「ライトの模倣ではない。ライト風ではある。ライトスクールというところでしょうけれども、直写模倣はほとんどない」と述べている。また、当時の時代背景について「ライトはあの頃、やはり帝国ホテルをこしらえて、日本では非常に珍しかったし、特に若い者が相当惹かれたというのは、これは当然」と語っている。
※この「ライト風」の解説は、「下元連」の解説の一部です。
「ライト風」を含む「下元連」の記事については、「下元連」の概要を参照ください。
- ライト風のページへのリンク