モンゴル国における用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 03:07 UTC 版)
「モンゴル人の名前」の記事における「モンゴル国における用例」の解説
基本的に父の名を「家族名」の代用として使用する慣用が確立された。 婚外子、父が不明、事情があり父の名を用いたくない等の場合は母の名が使用される。 元横綱朝青龍と兄弟 ドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ(Долгорсүрэнгийн Дагвадорж; Dolgorsürengiin Dagvadorj) ドルゴルスレンギーン・スミヤバザル(Долгорсүрэнгийн Сумьяабазар; Dolgorsürengiin Sumiyabazar) ドルゴルスレンギーン・セルジブデ(Долгорсүрэнгийн Сэржбүдээ; Dolgorsürengiin Serjbüdee) この3兄弟の場合、「ドルゴルスレン(Долгорсүрэн)」が父の名、「-ギーン(-(г)ийн)」が所属を示す属格助辞で「ドルゴルスレンの(息子)~」の意、「ダグワドルジ」・「スミヤバザル」・「セルジブデ」の部分が本人たちの固有の名。 ペルジディーン・ゲンドゥン(モンゴル人民共和国初期の指導者、首相任1924-1937) 母の名「ペルジド」、「-ィーン(-ийн)」が属格助辞、本人固有の名「ゲンドゥン」 ホルローギーン・チョイバルサン(モンゴル人民共和国初期の指導者) 母の名「ホルロー」、「-ギーン(-(г)ийн)」が属格助辞、本人固有の名「チョイバルサン」 アナンディーン・アマル(モンゴル人民共和国初期の指導者、首相任1937-1939) 父の名「アナンダ」、「-ィーン(-ын)」が属格助辞、「アマル」が本人固有の名。 略称の場合は、父の名の頭文字を1字示し、続けて本人の名をフルネームで表記する。 Д.Дагвадорж Д.Сумьяабазар Д.Сэржбүдээ П.Гэндэн Х.Чойбалсан А.Амар
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