モデルとパラメータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/12 06:00 UTC 版)
水分保持曲線の形を特徴づけるいくつかのモデルが提案されている。その中の1つが、van Genuchten モデル として知られる次の式である。 θ ( ψ ) = θ r + θ s − θ r [ 1 + ( α | ψ | ) n ] 1 − 1 / n {\displaystyle \theta (\psi )=\theta _{r}+{\frac {\theta _{s}-\theta _{r}}{\left[1+(\alpha |\psi |)^{n}\right]^{1-1/n}}}} θ ( ψ ) {\displaystyle \theta (\psi )} は水分保持曲線 [L3L−3] | ψ | {\displaystyle |\psi |} は吸引圧 ([L] または cm of water) θ s {\displaystyle \theta _{s}} は飽和体積含水率 [L3L−3] θ r {\displaystyle \theta _{r}} は残留体積含水率 [L3L−3] α {\displaystyle \alpha } は空気侵入圧の逆数と相関するパラメータで α > 0 {\displaystyle \alpha >0} ([L−1] または cm−1) n {\displaystyle n} は間隙径分布に関係するパラメータで n > 1 {\displaystyle n>1} (無次元) このモデルに基づいて、不飽和透水係数と、体積含水率あるいは水ポテンシャルの間の関係を予測するモデルが開発された 。
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