水ポテンシャルとは? わかりやすく解説

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みず‐ポテンシャル〔みづ‐〕【水ポテンシャル】

読み方:みずぽてんしゃる

植物の水分保持力を表す値。等温等圧下での純水化学ポテンシャルゼロ定義した場合植物組織水の化学ポテンシャルモル体積割った値として定義され通常、負の値となる。単位Pa。水ポテンシャルが高い方から低い方へ移動するため、植物の吸水土壌、根、の順に水ポテンシャルが低くなるときに生じる。


水ポテンシャル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/16 01:49 UTC 版)

水ポテンシャル(みずぽてんしゃる)は水の標準状態に対する単位体積あたりのポテンシャルエネルギーであり、浸透圧、重力、圧力、毛細管現象によるマトリック効果によって、水が移動するための駆動力を示す。水ポテンシャルの概念は、植物動物土壌の中の水の動きを理解して計算するために重要な概念である。水ポテンシャルは、通常は水の単位体積あたりのポテンシャルエネルギーとして定量化され、国際単位系における単位はPa(パスカル)である。




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