モガリ

デジタル大辞泉

もがり【強^＝請／虎^＝落】

読み方：もがり

《動詞「もがる」の連用形から》ゆすり。たかり。

「おそろしき—どもにかたられ」〈浮・織留・一〉

もがり【^×殯】

読み方：もがり

《「も（喪）あ（上）がり」の音変化か》「荒城(あらき)」に同じ。

「今城(いまき)谷の上に、—を起てて収む」〈斉明紀〉

もがり【虎^＝落】

読み方：もがり

《語源未詳。中国で粗い割り竹を組んで作った垣をいう「虎落」の用字を転用したもの》

１ 竹を筋違いに組み合わせ、縄で結び固めた柵(さく)や垣根。

２ 特に紺屋で、枝つきの竹を立て並べ、物を掛けて干すもの。

「—の陰にかくれしを、それとも知らで帰りしは」〈浄・重井筒〉

難読語辞典

強請

読み方：モガリ（ｍｏｇａｒｉ）

言いがかり

虎落

読み方：モガリ（ｍｏｇａｒｉ）

竹を筋かいに組み合わせて縄で縛った垣根

歴史民俗用語辞典

模雁

読み方：モガリ（ｍｏｇａｒｉ）

城郭の防御施設の一種。

別名 虎落、茂架籬

殯

読み方：アラキ（ａｒａｋｉ），　モガリ（ｍｏｇａｒｉ）

貴人の本葬の前に仮に遺体を納めて祀ること。

別名 荒城

茂架籬

読み方：モガリ（ｍｏｇａｒｉ）

城郭の防御施設の一種。

別名 虎落、模雁

荒城

読み方：アラキ（ａｒａｋｉ），　モガリ（ｍｏｇａｒｉ）

貴人の本葬の前に仮に遺体を納めて祀ること。

別名 殯

虎落

読み方：モガリ（ｍｏｇａｒｉ）

城郭の防御施設の一種。

別名 模雁、茂架籬