メラン・ヴァリエーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/12/02 00:02 UTC 版)
「スラヴ・ディフェンス」の記事における「メラン・ヴァリエーション」の解説
メラン・ヴァリエーション a b c d e f g h 8 8 7 7 6 6 5 5 4 4 3 3 2 2 1 1 a b c d e f g h 3.Nf3 Nf6 4.Nc3 e6と指して出来た形(右図参照)がメラン・ヴァリエーションの基本形である。以下5.e3 Nbd7 6.Bd3 dc 7.Bxc4 b5 8.Bd3 a6 9.e4 c5 10.e5と進行するのが定跡。白の10手目で10.d5と指すのは1963年に指されたグリゴリッチ対パノ戦で白のグリゴリッチが指した手で、以下10.… c4 11.ed! fe 12.Bc2 Qc7 13.Ng5 Qc6 14.0-0 e5 15.Nd5 Bc5 16.Ne6! Kf7 17.Nxc5 Nxc5 18.f4 Bg4 19.Qe1 Nxd5 20.fe+ Ke8 21.ed Qxd5 22.Be3 Nd3 23.Qg3 Be2 24.Rfe1! Nxe1 25.Rxe1 Bd3 26.Bd1 g6 27.Bf3 Be4 28.Bxe4 Qxe4 29.e6 Rf8 30.Qc7 Qd5 31.Bc5と進行し黒のパノが投了した。グリゴリッチ対パノ戦の黒の16手目で16.… Qxe6と指すと17.Nc7+で黒はクイーンを取られてしまう。また黒の22手目で22.… Qxe5?と指すと23.Bxc5で黒は駒損になる。
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