メネルタルマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:14 UTC 版)
島の中心にメネルタルマ(Meneltarma、天の柱)という名の山があり、ドゥーネダインはその山頂にエル・イルーヴァタールの祭壇を建て、毎年最初の果実を捧げた。これはヌーメノールで唯一の寺院である。山麓には歴代の王墓が築かれた。また、島内に二つしかない川は、この山に発していた。ニンダモスの都市の近くの小さな三角州に終わるシリル川と、エルダロンデの近くで海に注ぐヌンドゥイネ川である。 ヌーメノール人の中でも最も視力の鋭いものは、不死の国の東端の港アヴァルローネを、この山の頂から遠く望むことができたという。ヌーメノールの没落後も、メネルタルマの山頂だけは海中に沈まずに島としてそびえていると信じられていたが、実際にそれを見出したものはいない。 フォンスタッドによるとメネルタルマの高さは14000フィート(約4200m)程だという。
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