メチル‐メルカプタン【methyl mercaptan】
メチルメルカプタン(CH3-SH)
アルコール分子中の酸素原子の代りに,硫黄原子の入った化合物で示性式R・SH(Rはアルキル基)のチオアルコール類で,一般に揮発しやすい不快臭のある液体です。大根たくわん,きりぼし大根のにおい,漬物やたまねぎの腐ったようなにおいがします。悪臭防止法による規制物質の1つ。
大気汚染防止法の特定物質。
メチルメルカプタン
メタンチオール
(メチル‐メルカプタン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/12 08:20 UTC 版)
メタンチオール (methanethiol) は化学式 CH3SH で表されるチオールの一種である。メチルメルカプタン (methyl mercaptan) とも呼ばれる。腐ったタマネギのにおいがする無色の気体である。天然にはある種の種実類やチーズなどにも含まれ、ヒトや動物の血液、脳、およびその他の組織中にも存在する。動物の糞から放出される。また、口臭や屁の悪臭の成分のひとつである。
- ^ 井上重治『微生物と香り ミクロの世界のアロマの力』フレグランスジャーナル社、2002年8月1日、109頁。ISBN 4-89479-057-2。
- ^ Gas Sickens 78 in Russia FOXNews.com 2005年12月26日配信 2007年2月22日閲覧。
- 1 メタンチオールとは
- 2 メタンチオールの概要
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