ミニキュスティス・ロセアとは? わかりやすく解説

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ミニキュスティス・ロセア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/21 16:26 UTC 版)

ミニキュスティス・ロセア
分類
ドメイン : 細菌 Bacteria
: プロテオバクテリア門 Proteobacteria
: デルタプロテオバクテリア綱 Deltaproteobacteria
: 粘液細菌目 Myxococcales
亜目 : ソランギウム亜目 Sorangiineae
: 不明
: ミニキュスティス属 Minicystis
: M. ロセア M. roseaa
学名
Minicystis rosea
Garcia et al. 2014

ミニキュスティス・ロセアMinicystis rosea)は、粘液細菌の一種。

2018年時点では、発見されている原核生物の中では最大のゲノムを持つ。

フィリピンの腐葉土サンプルから発見された。捕食性や子実体形成、粘液胞子形成などを行う典型的な粘液細菌である。ゲノムサイズは16Mbpを超えており(1604万0666塩基対)、原核生物最大である。推定遺伝子数は14,018ヶ所で、これは動物であるキイロショウジョウバエ(13,931ヶ所)すら上回っており、20,117ヶ所のヒトの7割ほどにも達する。

学名は、幾つかのラテン語ギリシャ語からの造語で、ラテン語としては「バラ色の、小さな袋」といったほどの意味がある。胞子嚢が小さいこと、遊走細胞がピンク色なことに因む。

参考文献





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