ミカド (企業)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ミカド (企業)の意味・解説 

ミカド (企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/20 06:19 UTC 版)

株式会社ミカド
かつての本社(現在は別企業が入居)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本
大阪府大阪市北区大淀南1-10-9
設立 1985年昭和60年)3月30日
業種 その他製品
事業内容 住宅設備機器の製造・販売等
代表者 破産管財人 小寺史郎[1]
資本金 4億60百万円
売上高 360億8,093万円(2008年3月期)
従業員数 757名
決算期 3月31日
特記事項:創業は1960年6月2009年12月民事再生法を申請。その後、2010年3月に破産手続開始決定。
テンプレートを表示

株式会社ミカドはかつて存在した、システムキッチンやシステムバスを扱う住宅機器メーカーである。

概要

本社は大阪市北区1960年昭和35年)に日東ステンレス工業(後にニットーへの社名変更を経てミカドと合併)として創業し、1985年(昭和60年)に販売部門が分社化されてミカドが設立された。こうした経緯からステンレス製品に強みを持っていたが、後述の通り経営破綻のため破産手続きを行った後、廃業。

破産・廃業する前は三和グループのメンバーであり三和系企業で設立されたみどり会の会員企業であった[2]

民事再生法適用から破産へ

2009年平成21年)12月24日、関連会社3社(プロテック、ナギテック、チバテック)と共に大阪地方裁判所民事再生法の適用を申請、同日保全命令を受けた。負債は2009年(平成21年)3月末時点で割引手形を含め約176億円。12月31日までに関連会社3社と共に民事再生手続の開始決定を受けた。同業のタカラスタンダードが支援する動きを見せていたものの、再生計画は具体化せず、2010年(平成22年)3月4日に大阪地裁が再生手続きの廃止を決定。同月31日に大阪地裁から破産手続開始決定を受けた。負債総額は163億2500万円[1]

同年3月30日、ミカドの主要取引先のひとつであった飯田産業が東京工場(旧チバテック)を買収し、株式会社ネオミカドを設立し事業譲渡。6月より旧ミカド製品のアフターサービスの対応を行っていたが、8月には社名をファーストプラス株式会社に変更している。

事業所

  • 本社 大阪市北区大淀南1-10-9
  • 工場 5ヵ所
  • 物流センター 2ヵ所
  • 営業拠点 47ヵ所
  • ショールーム 39ヵ所

主な商品(ミカド時代)

システムキッチン

※レシタ ※ディーノ ※エスミオ ※リップルⅡ など

システムバス

  • マティーナS/M/H
  • シャルティナII
  • エマーブルES

かつてはテレビ朝日モーニングショー」、「お昼のマイテレビ」、「ホットライン110番」のスポンサーであった。

その後はテレビスポット枠にてCMを中心に宣伝活動を行っていた。

脚注・出典

外部リンク



このページでは「ウィキペディア」からミカド (企業)を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からミカド (企業)を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からミカド (企業) を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ミカド (企業)」の関連用語

ミカド (企業)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ミカド (企業)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのミカド (企業) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS