マロン_(植物)とは? わかりやすく解説

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マロン (植物)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/06 07:52 UTC 版)

シャテニエの結実。
セイヨウトチノキの実。

マロン: marron)は、フランス語で、ブナ科クリ属の木であるシャテニエ(: châtaignierヨーロッパグリ、学名 Castanea sativa)の実、または、トチノキ科トチノキ属の木であるマロニエ(marronnierセイヨウトチノキ、学名 Aesculus hippocastanum)の実のことである。通常マロンと呼ばれるのは、シャテニエの実、つまりクリである。ただし、シャテニエの実はシャテーニュ (: châtaigne) とも呼び、使い分けられる。概して日本のクリのようにの中に2個から3個の小さな種子が入っているのがシャテーニュ、1つの大きな種子が入っているのがマロンと呼ばれる。マロングラッセに使われるのはマロンである。シャテーニュは皮を剥くのが大変で食べにくいため、一部はペーストやパウダーに加工されるが、そうしたシャテーニュを原料とした加工食品も「マロン何々」と呼ばれることが多い。マロニエの実は、マロン・ダンド(: marron d'Indeインドのマロン)とも呼ぶ。弱毒のサポニンを含み、普通食用にはされない。なお英語栗色を表すマルーンmaroon)はフランス語のマロン(marron)に由来する。

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