マリエッラ・デヴィーアとは? わかりやすく解説

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マリエッラ・デヴィーア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/05 22:38 UTC 版)

Mariella Devia
生誕 (1948-04-12) 1948年4月12日(74歳)
イタリアキウザヴェッキア
出身校 ミラノ音楽院
サンタ・チェチーリア音楽院
職業 Operatic soprano
活動期間 1973 - present

マリエッラ・デヴィーア: Mariella Devia, 1948年4月12日)はイタリアソプラノ歌手。

リグーリア州キウザヴェッキア出身[1]

経歴

ミラノ音楽院でイオランダ・マニョーニに師事する。師がローマのサンタ・チェチーリア音楽院に移った後を追う形で、同音楽院にて学位を取得する。1973年トレヴィーゾでのトティ・ダル・モンテ声楽コンクールで優勝し、同年同地にてドニゼッティの「ランメルモールのルチア」の題名役でデビューする。デビュー当初は地味な存在で、スカラ座のデビューも漸く1987年ベッリーニの「カプレーティ家とモンテッキ家」のジュリエッタ役であった。

1990年前後からイタリアの正統派コロラトゥーラ・ソプラノとして世界的な名声が高まり、キャリア晩年の2013年になってベッリーニの「ノルマ」役を取り上げ、引退公演となる2018年ヴェネツィアフェニーチェ劇場での「ノルマ」まで衰えを知らないような活躍を見せた。

日本でも1990年代中頃から一般にも名が知られるようになり、1996年フィレンツェ歌劇場の来日公演での「ランメルモールのルチア」で評価を決定的とした。以降は藤原歌劇団への客演や、2017年の日生劇場びわ湖ホールでの「ノルマ」まで度々出演した。

References

Notes

  1. ^ Interview with Mariella Devia, "Liricamente.it", 21 September 2011.

Sources

  • Le guide de l'opéra, les indispensables de la musique, R. Mancini & J-J. Rouveroux (Fayard, 1986) ISBN 2-213-01563-5
  • Biography of Mariella Devia, in the theatre programme for the performances of Roberto Devereux at the Teatro Carlo Felice, Genoa, 2016, p. 98

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