マムート・スポーツ・グループとは? わかりやすく解説

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マムート・スポーツ・グループ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/13 15:45 UTC 版)

マムートは、スイス・アールガウ州ゼオンに本社を置くマムート・スポーツ・グループMammut Sports Group AG )が展開するスイス登山用品製造ブランドである。MAMMUT(マムート)はドイツ語マンモスを意味する。

1862年に、カスパー・タナー(Kaspar Tanner )によってレンツブルグ近郊のディンティコンで設立された。世界50以上の国・地域で展開されるグローバルブランドである。

クライミングロープの製造から始まり、アルパイン用品に強みを持つ。

日本では、同社の日本法人であるマムートスポーツグループジャパン株式会社が製造・販売を行っている。

製品

ウェア、フットウェア、バックパック、ロープ、ビーコン、エアバッグ、ハーネスヘルメット

沿革

  • 1862年 - Kasper Tanner(カスパー・タナー)がスイス・ディンティコンにロープ工場を設立。
  • 1943年 - Mammut Seile(マムートザイル)という名のロープが登場。
  • 1950年 - 登山用化学繊維製ロープ、セーリング用シート、その他スポーツ向けに多岐にわたるロープとネット類等の商品を開発。
  • 1962年 - 設立100周年。
  • 1964年 - 弾力性によって落下時のエネルギーを吸収する、初のダイナミックロープを製造。
  • 1978年 - GORE-TEX(R)を採用したALTITUDE PANTSを発表。
  • 1984年 - スイスの素材メーカーSchoeller社と共同で、縦横2wayにストレッチする素材を使った、最初のクライミング/登山用パンツを発表。これが世界初のソフトシェルとも言われている。
  • 1984年 - Arova-MAMMUT AGに社名を変更。初めてMAMMUTの文字が社名に表記される。
  • 1990年 - 「MAMMUT EXTREME」コレクションを発表。独自の構造、革新的な素材、悪い視界でも目立つ印象的なオレンジとブルーが特徴で、トップアスリート向けの当コレクションによりグローバルでの認知度が広がる。
  • 1994年 - 現在のブランドロゴに変更。
  • 2003年 - 長い歴史をもつスイスの登山フットウェアブランド「Raichle(ライケル)」を買収。フットウェアカテゴリーにおいても高い品質と機能性を備えたラインナップ拡大。
  • 2006年 - アバランチビーコン「PULSE Barryvox®」発売開始。
  • 2007年 - マムートスポーツグループジャパン設立。
  • 2008年 - 数十名~100名以上もの人を集め実際に山岳環境で撮影をする、ユニークなブランドキャンペーンクリエイティブが開始。最初のテーマは、"Sleeping Bags"。
  • 2008年 - 日本初の直営店「MAMMUT STORE表参道」を東京・表参道にオープン。
  • 2012年 - 設立150周年。これを記念して、世界150の山頂を、世界中のマムートファンと登る「150 Mountain PEAKS PROJECT」を展開。
  • 2015年 - Oliver PabstがマムートスポーツグループAG(スイス)CEOに就任。

国内直営店

2023年7月現在、国内で6つの直営店、5つのアウトレット店を展開。

直営店

  • 札幌
  • 仙台
  • 渋谷
  • 新宿
  • 横浜
  • 大阪

アウトレット

  • 札幌
  • 木更津
  • 御殿場
  • りんくう
  • 倉敷

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