マドック伝説とは? わかりやすく解説

マドック伝説

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/16 06:06 UTC 版)

アメリカ大陸のウェールズ移民」の記事における「マドック伝説」の解説

16世紀流布し伝説では、アメリカ大陸最初に見たヨーロッパ人1170年ウェールズ王子マドックだった。グウィネズ王子オーウェン・グウィネズ息子マドックが、王位継承混乱中に一群植民と共にその国を逃れ、船で西に向ったとされている。最終的にミシシッピ川近く上陸し植民地建設したが、その後先住民中に融けこんでしまった。16世紀後半この伝説がジョン・ディーのような著作家たちによってイギリス北アメリカ領有権主張支持するために使われた。18世紀ウェールズ語を話す先住民の話とともにこの伝説が復活したが、現代学者達の大半はこれを事実基づかないものとみなしている。

※この「マドック伝説」の解説は、「アメリカ大陸のウェールズ移民」の解説の一部です。
「マドック伝説」を含む「アメリカ大陸のウェールズ移民」の記事については、「アメリカ大陸のウェールズ移民」の概要を参照ください。

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