マックス・ブラントとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 人名 > 音楽家 > 作曲家 > 近現代の作曲家 > マックス・ブラントの意味・解説 

マックス・ブラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/15 08:36 UTC 版)

マックス・ブラント(Max Brand, *1896年4月26日 レンベルク - †1980年4月4日)はドイツおよびオーストリア作曲家

概要

オーストリア・ハンガリー帝国のレンベルク(現ウクライナリヴィウ)に生まれる。

1900年ごろ両親に連れられウィーンに移る。さまざまな私立学校に学んだ後、ウィーンとベルリンフランツ・シュレーカー作曲を師事。アーノルト・シェーンベルクとそのサークルから感化を受けて創作に取り組んだ。

1929年デュースブルクで初演された歌劇機械工ホプキンス Maschinist Hopkins》はその後も首尾よくたびたび上演され、ブラントの音楽活動における頂点となったが、その名声はドイツの国境を出るものではなく、ナチス権力を掌握するまでの間しか続かなかった。一時的にウィーンに戻り、早くも1937年プラハ経由でスイスに脱出、さらにブラジルに潜入して(エイトル・ヴィラ=ロボスと親交を結び)、1940年代初頭からアメリカ合衆国に定住。1950年代には、電子技師のロバート・モーグと知り合いになり、これがきっかけで最初のシンセサイザーを入手して、ニューヨークの自宅に音響スタジオを設立する(最初期のシンセサイザーつきのスタジオは、ランゲンツェルスドルフ博物館のマックス・ブラント・アルヒーフに再現されている)。

1975年オーストリアに帰国して余生を送った。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マックス・ブラント」の関連用語

マックス・ブラントのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マックス・ブラントのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマックス・ブラント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS