ボーウェン・ヤンとは? わかりやすく解説

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ボーウェン・ヤン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/07 04:23 UTC 版)

ボーウェン・ヤン
Bowen Yang
生年月日 (1990-11-06) 1990年11月6日(34歳)
出生地 オーストラリア
オーストラリア
クイーンズランド州
国籍 アメリカ合衆国
民族 中国系アメリカ人
ジャンル コメディアン俳優
活動期間 2013年 - 現在
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ボーウェン・ヤン(Bowen Yang、1990年11月6日 - )は中国系アメリカ人のコメディアン俳優

来歴

1990年オーストラリアクイーンズランド州に生まれる[1]。中国系の家系で、一家は1986年中国から移民としてオーストラリアへ渡った[2]。ボーウェンが6歳の時に、一家はカナダモントリオールへ移り住んだ[3]。3年後に再び引っ越しをしアメリカ合衆国コロラド州オーロラへ移住。地元の高校を優秀な成績で卒業し、2008年ニューヨーク大学へ進学。在学中は、即興コメディグループ「デンジャーボックス」にも所属し[4]コメディアンとして才覚を発揮していく。もともとは医師を目指しており、同大学では医学進学クラスに通って、化学学士号を取得したが[5]、もともと好きだった演劇への影響で、エンターテイメントの世界へ進んだ。

2018年にアメリカで放送している長寿コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に脚本家として雇用される[6]。脚本家としては21のエピソードの脚本を担当したが、2019年にはキャストとして昇格。同番組では最初の中国系アメリカ人出演者となった。それまでそもそもアジア系のレギュラーキャストがいなかったこともあり、初のアジア人レギュラーとして活躍することとなる。同番組内外での活躍が認められ、2021年には雑誌「タイム」の「最も影響がある100人」へも選ばれた[7]

私生活

ゲイであることを公表しており、「SNL」では3番目のゲイのキャストとなった。

2025年1月には、プライベートで来日もしており、自身のInstagramでは、ボーウェンが東京の電車に乗る写真もアップされている[8]

出演作品

映画

放映年 邦題

原題

役名 備考
2019年 ロマンティックじゃない?

Isn't It Romantic?

ドニーの友人
2020年 シケイダ

Cicada

ハドソン
2022年 ザ・ロストシティ

The Lost City

レイ
ファイヤー・アイランド

Fire Island

ホーウィー
ブラザーズ・ラブ

Bros

ローレンス・グレイプ
ナイト ミュージアム/カームンラーの大脱走

Night at the Museum: Kahmunrah Rises Again

ロニー アニメ映画・声の出演
2023年 モンキー・キング

The Monkey King

ドラゴン・キング アニメ映画・声の出演
ディックス!! ザ・ミュージカル

Dicks: The Musical

神様
グッド・バーガー2

Good Burger 2

本人役
2024年 ガーディアンと魔法の虎

The Tiger's Apprentice

シドニー
ねこのガーフィールド

The Garfield Movie

ノーラン 声の出演
ウィキッド ふたりの魔女

Wicked

ファニー
2025年 ウェディング・バンケット

The Wedding Banquet

クリス

テレビシリーズ

放映年 邦題

原題

役名 備考
2013年 ブロード・シティ

Broad City

販売員 2エピソード出演
2019年 - 現在 サタデー・ナイト・ライブ

Saturday Night Live

レギュラーキャスト 76エピソード出演

※21エピソード脚本

2020年 アンブレイカブル・キミー・シュミット

Unbreakable Kimmy Schmidt

金正恩 1エピソード出演
カーダシアン家のセレブな日常

The Kardashians

本人役 1エピソードゲスト出演
2024年 ファンタスマス

Fantasmas

ドードー 1エピソード出演

テレビアニメ

放映年 邦題

原題

役名 備考
2020年 アーチャー

Archer

ウィン・リー 1エピソードに声の出演
2023年 ザ・シンプソンズ

The Simpsons

リチャード 1エピソードに声のゲスト出演

「Homer's Adventures Through the Windshield Glass」

グレムリン

Gremlins: Secrets of the Mogwai

Celestrial Administrator 4エピソードに声の出演
2024年 ジェントリー・チャウ vs. 魔界のモンスター

Jentry Chau vs. The Underworld

エド 13エピソードに声の出演

脚注

  1. ^ Dowd, Maureen (2020年1月25日). “Bowen Yang of ‘S.N.L.’ Is a Smash. And a Mensch.” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2020/01/25/style/bowen-yang-snl.html 2025年5月6日閲覧。 
  2. ^ Dowd, Maureen (2020年1月25日). “Bowen Yang of ‘S.N.L.’ Is a Smash. And a Mensch.” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2020/01/25/style/bowen-yang-snl.html 2025年5月6日閲覧。 
  3. ^ Bowen Yang” (英語). Earwolf. 2025年5月6日閲覧。
  4. ^ Stern, Marlow (2023年6月5日). “Bowen Yang Went Through Hell to Get to 'SNL'” (英語). Rolling Stone. 2025年5月6日閲覧。
  5. ^ Liu, Jennifer (2019年9月17日). “Before his historic promotion to the SNL stage, Bowen Yang was voted 'most likely to be a cast member on Saturday Night Live' in high school” (英語). CNBC. 2025年5月6日閲覧。
  6. ^ Gayomali, Chris (2020年3月16日). “Bowen Yang Is Making SNL a Little Bit Weirder” (英語). GQ. 2025年5月6日閲覧。
  7. ^ Maurice, Emma Powys (2021年11月1日). “Saint Dolly Parton honoured for dedication to queer community in TIME influence list” (英語). PinkNews | Latest lesbian, gay, bi and trans news | LGBTQ+ news. 2025年5月6日閲覧。
  8. ^ Instagram”. www.instagram.com. 2025年5月6日閲覧。

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