【ボマーギャップ】(ぼまーぎゃっぷ)
Bomber gap.
「爆撃機不足」の意。
1955年に開催されたモスクワのエアショーで、70機を越える大量の飛行展示を実施したソビエト空軍の戦略爆撃機編隊(参加した機体はTu-16、Tu-95、M-4)にショックを受けた米側で叫ばれたスローガン。
実際のところ、このときのソビエトは会場上空で同じ機を何度もフライバイさせていたに過ぎず、米軍における爆撃機の総配備数も、ソビエトのそれに比して全く不足してはいなかった。
ペンタゴンもそれに薄々気がついていたが、あえて騙されたふりをして、B-47の追加生産及びB-52の増産を決定した。
- ボマーギャップのページへのリンク