ホムラハコネサンショウウオとは? わかりやすく解説

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ホムラハコネサンショウウオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/20 17:31 UTC 版)

ホムラハコネサンショウウオ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 両生綱 Amphibia
: 有尾目 Urodela
: サンショウウオ科 Hynobiidae
: ハコネサンショウウオ属 Onychodactylus
: ホムラハコネサンショウウオ O. pyrrhonotus
学名
Onychodactylus pyrrhonotus
和名
ホムラハコネサンショウウオ
英名
Fireback clawed salamander

ホムラハコネサンショウウオOnychodactylus pyrrhonotus)は、両生綱有尾目サンショウウオ科ハコネサンショウウオ属に分類される有尾類。

分布

日本北陸地方石川県福井県)、中部地方岐阜県)と近畿地方滋賀県京都府三重県奈良県)の冷涼山地森林の林床に生息する。

形態

頭胴長6-8センチメートル。胴体側面にそれぞれ入る(肋条)は12-13本。

  • 細長い体で肺がなく、頭胴長よりも長い尾を持つ。
  • 繁殖期の成体は指先に黒い爪を持つ。
  • 繁殖期のオスは後肢が太くなり、手のひらと足の裏が黒くなる。繁殖期のメスは足の裏のみが黒くなる。
  • メスはオスよりも頭胴長が大きい。
  • の一対の暗色班は持たないかあっても不明瞭。
  • 紫がかった黒色の地色で背中に緋色やオレンジ、ピンク色、まれに黄色の帯状の模様が入る。
  • 体側や腹面は紫がかった灰色で体側面には背面の帯状の模様と同じ色の斑点や白点が入り、腹面には銀白色の斑点が入る。
  • 紀伊半島個体群は体サイズが大きく、背面の色が薄い傾向がある。

分類

長らくハコネサンショウウオ O. japonicus とされていたが、遺伝的に大きく分化していることなどから2022年に新種記載された。

脚注

関連項目




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