ホタルの生息数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 14:25 UTC 版)
「板橋区ホタル生態環境館」の記事における「ホタルの生息数」の解説
2014年(平成26年)1月27日に板橋区で行ったホタルの生育数調査で、実際に確認されたホタルの幼虫は2匹のみであった。推定2万匹ものホタルの幼虫がいるはずのせせらぎで、推定生息数がわずか23匹と極めて少数であるとの調査結果が発表された。さらに、板橋区の環境課長は同年2月19日の区民環境委員会で「ホタルが持ち込まれていたという証言がある」と発言した。2015年1月20日、ホタルのDNA解析の結果が公表され、分析不能のものを除けば、ホタル生態館のホタルはいずれも中部・東海・西日本のいずれかの由来であり、東北由来のホタルは存在しないと判明した。したがって、現在のホタル生態環境館のホタルは外部から人為的に持ち込まれたものであり、福島県大熊町から譲り受けて以来25世代にわたって累代飼育を行ってきた実態は存在しないと指摘された。元職員との裁判においても、累代飼育を裏付ける具体的証拠を得る事はできず、具体的な証拠は提出されなかった。
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