ベロゴルスクとは? わかりやすく解説

ベロゴルスク【Belogorsk/Белогорск】

読み方:べろごるすく

ロシア連邦東部アムール州都市ゼヤ川支流トミ川沿いに位置するシベリア鉄道支線分岐点。ゼヤブレヤ平野農業地帯に位置し食品加工業などが盛ん。


ベロゴルスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 06:13 UTC 版)

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座標: 北緯50度55分 東経128度28分 / 北緯50.917度 東経128.467度 / 50.917; 128.467

ベロゴルスクの紋章

ベロゴルスクロシア語: Белого́рскラテン文字表記の例: Belogorsk)はロシア極東のアムール州南部にある都市。 州都ブラゴヴェシチェンスクからは北東へ108km。アムール川水系のゼヤ川の支流トミ川の岸に建ち、シベリア鉄道がここでトミ川を渡っている。人口は約7万人。

人口は2020年ロシア国勢調査で65,315人。2002年ロシア国勢調査で67,422人。1989年ソ連国勢調査では73,435人だった。

歴史

1858年アイグン条約領からロシア領になったこの地に、1860年ヨーロッパ・ロシアからの移住者がアレクサンドロフスコエАлекса́ндровское)という村(セロー)を建てた。1893年にはその近くにボチカレフカБочкаревка)という村が新たに建てられた。1913年、アムール鉄道(アムール川北岸を通る、シベリア鉄道のロシア国内線)の路線および駅の着工に伴って両村は大きくなり、1923年には合併してアレクサンドロフスクАлекса́ндровск、あるいはアレクサンドロフスク=ナ=トミ Александровск-на-Томи)になった。

1926年には市の地位を認められアレクサンドロフスク市となったが、1931年にはクラスノパルチザンスクКраснопартиза́нск、「赤いパルチザンの町」)に、さらに1936年にはクイビシェフカ・ヴォストーチナヤКу́йбышевка Восто́чная、「東方のクイビシェフの町」)と改名している。ベロゴルスク(白い山の町)という名になったのは1957年のことであった。

経済

ベロゴルスクはゼヤ川下流に広がる農業地帯の中にあり、食品工業建材工業などの工場が建つ。

また、ベロゴルスクは極東軍管区におけるロシア軍の重要な基地の街でもあり、ロシア陸軍第35軍が本部を置いている。

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