ベレッタ90-Twoとは? わかりやすく解説

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ベレッタ90-Two

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/27 22:43 UTC 版)

ベレッタ90-Two
ベレッタ90-Two
概要
種類 用・警察拳銃
製造国 イタリア
設計・製造 ベレッタ
性能
銃身長 125 mm[1]
119 mm(バーテック)
109 mm(コンパクト、センチュリオン)
ライフリング 6条右回り[1]
使用弾薬 9x19mmパラベラム弾[1]
9x21mm IMI弾
.40S&W弾
装弾数 17発(9x19mm)[1]
15発(9x21mm)
12, 10発(.40S&W)
作動方式 ダブルアクション
プロップアップ式ショートリコイル
全長 216 mm[1]
重量 920 g[1]
銃口初速 381m/s
有効射程 50m
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ベレッタ90-Two(ベレッタ90 ツー、: Beretta 90-Two)は、イタリアベレッタ社が生産・販売している自動拳銃である。

ベレッタ 92の発展型として2006年から発売され、9x19mmパラベラム弾9x21mm IMI弾.40S&W弾を使用する3つのモデルが存在するほか、撃発方式と安全装置の有無によっても3つのモデルに分けられている。

概要

前身となるベレッタ 92との相違点は、人間工学的に配慮された交換可能な一体型ポリマーグリップであり、これは、使用者が手の大きさに合わせたものを選ぶことができる。また、フレーム先端下部にピカティニー・レールを配し、フラッシュライトレーザーサイトといったアクセサリーを装着することが可能であり、このアクセサリー非装着時にレールを保護するプラスチック製プロテクターも付属している[1]。更に、フレームとスライドの再設計により凹凸を廃し、全体的に丸みを帯びた形状となったことにより、ホルスターへの引っかかりが起こりづらくなった。

このほかにもスケルトンハンマーの採用、照準器の改良、装弾数の増加といった変更が加えられているものの、アルミニウム合金製フレームとスチール製スライドの組み合わせという点や、作動方式に関してはベレッタ 92と同一となっている。

バリエーション

Type F
DA/SA(コンベンショナルダブルアクション)型で、ベレッタ 92FSと同様のデコッカー兼用マニュアルセーフティーを備えているモデル。
Type G
DA/SA型だが、Type Fと異なりレバーにマニュアルセーフティー機能がなく、単なるデコッカーとなったモデル。
Type D
DAO型(ダブルアクションオンリー)型で、レバーが廃され、ハンマーもスパーレスハンマーとなっているモデル。

画像

登場作品

映画

96時間/リベンジ
ブライアン・ミルズが使用する。
RED/レッド
物語冒頭、主人公のフランク・モーゼズの家を襲った傭兵が装備。
コロンビアーナ
トータル・リコール
バイオハザードIV アフターライフ
クレア・レッドフィールドが使用する。
ロックアウト
マリオン・スノーが使用する。

小説

バニラ A sweet partner
主人公の一人、海棠ケイが銃器強奪犯から購入したものを使用する。

漫画

紅殻のパンドラ
一巻において七転福音がクラリオンから受け取り使用する。

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f g 床井雅美『オールカラー最新軍用銃事典』並木書房、2013年5月1日、88頁。ISBN 978-4-89063-303-6 

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