プロヴァンス_(戦艦)とは? わかりやすく解説

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プロヴァンス (戦艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/02 15:55 UTC 版)

艦歴
発注:
起工: 1912年5月1日
進水: 1913年4月20日
就役: 1915年6月
退役:
その後: 1942年11月27日に自沈
除籍:
性能諸元
排水量: 基準 23,230トン、満載 26,180トン
全長: 166 m
全幅: 26.9 m
吃水: 9.8m
機関: パーソンズ式ギヤードタービン、4軸推進、29,000 hp
最大速: 20ノット
航続距離: 10ノット/4,700海里
兵員: 士官、兵員1,133名
兵装: 34cm(45口径)連装砲5基、
13.9cm(55口径)単装砲10基、
10cm(45口径)単装高角砲7基、
47mm単装砲4基、
45mm機銃二丁
装甲: 舷側:270mm
甲板:105mm
主砲塔:400mm
艦載機: 3機

プロヴァンス(Provence)はフランス海軍戦艦プロヴァンス級戦艦の1隻。

艦歴

プロヴァンスはアーセナル・デ・ロリアンで1912年5月1日に起工した。1913年4月20日に進水し、1915年6月に竣工、就役した。

プロヴァンスの兵装は姉妹艦同様にノルマンディー級に搭載予定であった新型の34cm砲が搭載された。同砲は連装で砲塔に収められ、艦前方に2基、後方に2基、艦中央部に1基、いずれも中心線に配置された。

就役後は姉妹艦2隻と共に地中海で活動した。1940年7月3日のメルセルケビール海戦イギリス軍の攻撃を受け中破、沈没を防ぐため自ら座礁せざるを得なくなった。その後トゥーロンで修理が行われたものの、1942年11月27日のドイツ軍侵攻時に他の艦と共に自沈処理された。

1943年7月11日、プロヴァンスはドイツ軍によって浮揚された。一部の34cm砲は取り外され、海岸砲台として使用されたこの時、34cm砲は47.5度まで仰角が取られるよう改良され35,432mの大射程を得た。1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦の後、プロヴァンスは閉塞船として再び自沈処理が行われた。

1949年4月に引き上げられ、スクラップとして廃棄された。


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