プロキシマ星系 (Proxima)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 11:13 UTC 版)
「惑星グロリエ」の記事における「プロキシマ星系 (Proxima)」の解説
ケンタウルス座α星は、α星A、α星B、α星C(プロキシマ・ケンタウリ)から成る三連星。太陽系からの距離は、それぞれ約4.32光年、約4.22光年と、現在最も太陽系に近い恒星系とされている。 α星Aは太陽と同じG2型なので、黄色く輝く馴染み深い外観をしており、適度なエネルギー放出量を維持できるため、水などをたたえた惑星系を持つ可能性もある。 プロキシマ・ケンタウリは、晩期の赤色矮星の分類にあり、さまざまな恒星のタイプの中でもっとも小さく暗い分類にあたる。先の連星よりずっと小さく、太陽に比べて質量・半径とも1/7、木星に比べると質量は150倍も重いが大きさは1.5倍にしかすぎない。惑星「リベルテ」(liberté)がこのいずれかの恒星グループに属するかは明らかにされていないが、科学的・天文学的には前者の恒星グループの方が生物の生存には適している。
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