プロキシマ・ケンタウリの惑星
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 05:08 UTC 版)
「ケンタウルス座アルファ星」の記事における「プロキシマ・ケンタウリの惑星」の解説
詳細は「プロキシマ・ケンタウリ#惑星系」を参照 プロキシマ・ケンタウリb(確認) プロキシマ・ケンタウリbは、2016年にヨーロッパ南天天文台の天文学者によって発見された地球型惑星である。下限質量は地球の1.17倍。主星からは約0.049 au離れており、ハビタブルゾーン内に位置している。 プロキシマ・ケンタウリc(確認) プロキシマ・ケンタウリcは2020年に正式に発見及び確認され、スーパーアースまたはミニ・ネプチューンであると考えられている。主星から1.49 au離れた軌道を1,928日の公転周期で公転しており、質量は地球の7倍である。2020年6月、惑星の周りを取り巻く大きな環が検出された可能性があると発表されている。 プロキシマ・ケンタウリd(確認) ESPRESSOによるプロキシマ・ケンタウリbの再観測の際、約5日の公転周期を持つ惑星に由来すると思われる小さな信号が検出された。これが惑星であればその下限質量は地球の0.29倍であるとされている。分析結果に生じたノイズである可能性も残されており、明確な確認には至っていなかったが、2022年2月にヨーロッパ南天天文台が正式に発見を公表した。
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