プレイトロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 16:03 UTC 版)
同社は黎明期のコンピュータゲームにも参入しかけている。1973年9月の第十二回アミューズメントマシンショー(「ポン」とそのコピーゲームが初出展された事で知られる)に日本ビクターの依頼もあって、家庭用ゲーム機「プレイトロン」が出品された。 「プレイトロン」は青い海を背景に、黒いクジラを動かして赤い小魚を食べていくと言うゲームである。まだ「オデッセイ」や「ポン」の様に、白黒の四角ぐらいしか出ないゲームしか無かった時代に、「プレイトロン」はカラー画面で、曲線で構成される複雑なキャラクタを表示することに成功していた。 だが引き合いが無く、ビクターの社長が交代したことによりこの分野の進出を断念したため、出品されただけで終わった。 なおこうしてコンピュータゲームの商業進出はしなかったものの、他社の開発したアーケード用コンピュータゲームの販売は手がけていたことがある。
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