プラスチックケース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 07:37 UTC 版)
工場生産装弾登場後に使用が始まった形式。基本構造は紙薬莢とほぼ同一であるが、散弾が収められる部分がプラスチック製なのが特徴。無煙火薬、プラスチック一体成型のカップワッズ、散弾をロードして使用する。口巻きは従来のロールクリンプの他にスタークリンプが使用できるようになったのが特徴で、工場における生産性が一挙に向上したことから、現在の装弾の主流となっている。日本においては1968年(昭和43年)前後より旭精機、日邦工業、旭SKBなどの国内装弾メーカーが海外企業とも提携し、相次いでプラスチックケースを用いた工場生産装弾の生産を開始したことで紙薬莢からの転換が進んだ。
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