プット・ユア・ハーツ・アップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/04/06 13:46 UTC 版)
| 「プット・ユア・ハーツ・アップ」 | ||||||||
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| アリアナ・グランデ の シングル | ||||||||
| リリース | ||||||||
| 録音 | 2011年 | |||||||
| ジャンル | バブルガム・ポップ[1][2] | |||||||
| 時間 | ||||||||
| レーベル | ユニバーサル・リパブリック・レコード | |||||||
| 作詞・作曲 | ||||||||
| プロデュース | マット・スクワイア | |||||||
| ゴールドディスク | ||||||||
| 後述を参照 | ||||||||
| アリアナ・グランデ シングル 年表 | ||||||||
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「プット・ユア・ハーツ・アップ」（英: Put Your Hearts Up）は、アメリカ合衆国の歌手であるアリアナ・グランデの楽曲。2011年12月12日にユニバーサル・リパブリック・レコードからデビュー・シングルとして発売された[4][5][6]。曲中では、4ノン・ブロンズが1992年に発表した「ホワッツ・アップ」をサンプリングして使用している[5]。
制作背景および曲の構成
2011年8月11日にユニバーサル・リパブリック・レコードと契約したことを発表し、シットコム『ビクトリアス』の撮影に臨む一方で、グランデはデビュー・アルバムの制作を開始した[7][8]。9月10日、『第63回プライムタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞』の式典で取材を受けたグランデはアルバム用に20曲用意し、そこから13曲に絞り込んだことを明かした[9]。
曲はセルフエンパワーメントを題材としたバブルガム・ポップ調の楽曲で、「ほんの少しの親切心で世界をより良い場所にすることができる」という思いが込められている[10]。キーはAメジャーでテンポは80BPM、ボーカルの声域はA3からC♯5[11]。
発売
| 画像外部リンク | |
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 本作のアートワーク |
シングル発売前、グランデは公式Twitterでシングルのアートワークの候補となる4枚の写真を投稿し、ファンに投票を呼びかけた。その数時間後最も票が集まった画像がアートワークとして使用されることとなった[12]。「プット・ユア・ハーツ・アップ」は、2011年12月12日にデビュー・シングルとして発売された[13]。発売当時は後に発売されるアルバムからの先行シングルと報じられていたが[13]、後に発売された1枚目のスタジオ・アルバム『ユアーズ・トゥルーリー』には収録されなかった[14]。ニールセン・サウンドスキャンによれば、2013年8月時点で本作は17万ダウンロードの売上を記録している[15]。
発売後
2012年のオンラインマガジン『Coup de Main』の取材で、グランデは「素晴らしいメッセージを持ったこの曲でファンのみんなが幸せになってくれて私はとても幸せだし、この曲がデビュー・シングルであることを嬉しく思う」と語った[16]。しかし、2013年に入ると本作に対して否定的になり、『キッド・クラディック・イン・ザ・モーニング』では「それは確かに人生経験になったけど、音的には私の好みじゃなかった。他の誰かにとっては素晴らしいヒット曲かもしれないけれど、この歌を歌うのは好きじゃなかった。この曲は確実に子供向けのポップ・レコードだし、私はもっとソウルフルな歌を歌うのが好きなの。私はポップ・ミュージックが好きで、ポップ・ミュージックの大ファンだけど、この曲は私に合っているとは思えなかった」[17]、アメリカのファッション雑誌『Seventeen』（2013年8月号）では「私の曲ではない子供向けのポップソングだけど、それが私のファンが求めているものだと思っていた」と語っている[18]。
2014年に受けたポップカルチャー情報誌『ローリング・ストーン』では、本作を「人生で最悪な瞬間」と称し、ミュージック・ビデオの撮影に際して質の悪い日焼け止めスプレーをかけられたり、プリンセス・ドレスを着て大通りをはしゃぎ回ったことに「地獄に向かって突き進んでいるように感じた」と不快感を示し、YouTube VEVOチャンネルから本作のミュージック・ビデオを外すように要請したと語っている[19]。
クレジット
※出典[4]
- アリアナ・グランデ – ボーカル
- マーティン・ジョンソン – バックグラウンド・ボーカル、作詞作曲
- マット・スクワイア – プログラミング、ギター、ベース、ピアノ、パーカッション、作詞作曲、プロデューサー、レコーディング・エンジニア
- リンダ・ペリー – 作詞作曲
- トラヴィス・ハフ – プログラミング、ギター、エンジニア
- ラリー・ゲッツ – アシスタント・エンジニア
- ジェフ・ルダーマン – アシスタント・エンジニア
- マニー・マロクイン – ミキシング
- エリック・マドリッド – アシスタント・エンジニア（ミキシング）
- クリス・ガラン – アシスタント・エンジニア（ミキシング）
- トム・コイン – マスタリング
認定
| 国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
|---|---|---|
| アメリカ合衆国 (RIAA)[20] | Gold | 500,000 |
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脚注
出典
- ^ Kaplan, Ilana (2022年5月11日). “The 60 Best Ariana Grande Songs”. Rolling Stone. 2025年3月24日閲覧。
- ^ Dailey, Hannah (2024年11月11日). “Watch Ariana Grande React to Harry Daniels Serenading Her With 'Put Your Hearts Up'”. Billboard. 2024年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月24日閲覧。
- ^ “ACE Repertor – PUT YOUR HEARTS UP”. ASCAP. 2025年3月26日閲覧。
- ^ a b “Put Your Hearts Up - Song by Ariana Grande”. Apple Music. Apple. 2025年3月24日閲覧。
- ^ a b Hopper, Alex (2024年12月10日). “Revisiting Ariana Grande's First Single Ever, "Put Your Hearts Up"”. American Songwriter. Savage Ventures. 2024年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月24日閲覧。
- ^ アリアナ・グランデ JP公式 [@ariana_japan]「12年前の12月12日!!」2023年12月12日。X（旧Twitter）より2025年3月28日閲覧。
- ^ Grande, Ariana (2011年8月11日). “Here's a photo of me with my @republicrecords contract!”. Twitter. 2013年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月6日閲覧。
- ^ “Universal Republic Records Announces the Signing of Ariana Grande”. Reuters (2011年8月11日). 2014年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月28日閲覧。
- ^ Ariana Grande Talks Music at the Creative Arts Emmy Awards 2011. ClevverTV. 13 September 2011. 2025年3月28日閲覧。
- ^ Trzcinski, Matthew (2020年5月11日). “Ariana Grande Hated Her First Single So Much She's Hiding It”. Showbiz Cheat Sheet. 2025年3月28日閲覧。
- ^ “Ariana Grande "Put Your Hearts Up" Sheet Music”. Musicnotes, Inc.. 2025年3月28日閲覧。
- ^ “First Look: "Put Your Hearts Up" Cover Art”. BOP and Tiger Beat Online (2011年12月5日). 2015年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月28日閲覧。
- ^ a b “Ariana Grande Debuts New Single, 'Put Your Hearts Up'”. Huffpost. BuzzFeed (2011年12月12日). 2022年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月28日閲覧。
- ^ Denis, Kyle (2023年8月25日). “'Such a Breath of Fresh Air': Ariana Grande's 'Yours Truly' Collaborators Reflect on 10 Years of Her Debut Album”. Billboard. 2023年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月28日閲覧。
- ^ Lipshutz, Jason (2013年8月16日). “Ariana Grande's Grand Entrance: Inside The Nickelodeon Star's Debut Album”. Billboard. 2021年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月28日閲覧。
- ^ Graves, Shahlin (25 February 2012). "Interview: 2012 must-know - Ariana Grande". Coup de Main (Interview). 2013年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月6日閲覧。
- ^ Ariana Grande on Kidd Kraddick in the Morning. KiddNation. 26 March 2013. 2025年4月6日閲覧。
- ^ Mateo, Ashley (August 2013). “Ariana Grande”. Seventeen Magazine (August 2013): 90–94.
- ^ Greene, Andy (2014年5月22日). “How Ariana Grande and Max Martin Made 'Problem' the Song of the Summer”. Rolling Stone. 2014年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月6日閲覧。
- ^ "American single certifications – Ariana Grande – Put Your Hearts Up". Recording Industry Association of America. 2025年4月6日閲覧。
外部リンク
- Put Your Hearts Up - Geniusの歌詞ページ
- プット・ユア・ハーツ・アップのページへのリンク
