ブロス/やつらはときどき帰ってくる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 15:22 UTC 版)
| ブロス/やつらはときどき帰ってくる | |
|---|---|
| Sometimes They Come Back | |
| 監督 | トム・マクローリン |
| 脚本 | ローレンス・コナー マーク・ローゼンタール |
| 原作 | スティーヴン・キング |
| 製作 | マイケル・S・マーフィ |
| 製作総指揮 | ディノ・デ・ラウレンティス |
| 出演者 | ティム・マシスン ブルック・アダムス ロバート・ラスラー |
| 音楽 | テリー・プルメリ |
| 撮影 | ブライアン・イングランド |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 97分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 次作 | ブロス リターンズ/やつらはふたたび帰ってくる |
『ブロス/やつらはときどき帰ってくる』(原題:Sometimes They Come Back)は、1991年制作のアメリカ合衆国のホラー映画。
スティーヴン・キング原作の同名短編ホラー小説(「深夜勤務」所収)の映画化。もともとはテレビ映画として制作され、CBSテレビで放映されたが、日本では劇場公開された。
なお、1996年に『ブロス リターンズ/やつらはふたたび帰ってくる』というテレビ映画が制作されたが、これは前作の設定を拝借しただけで、本作の続編ではない。
あらすじ
コネチカット州のある小さな町で高校教師をしているジミーはある日、転入してきた男子生徒の顔を見て驚く。かつて自分の兄ウェインを死に追いやった不良グループのリーダー、ローソンにそっくりだったからだ。
遡ること30数年前、ウェインはローソンとその仲間2人に町はずれの鉄道トンネルに呼び出され、恐喝された。そこへばく進してきた列車にはねられ、4人とも死んでしまっていた。
その後、ローソンの仲間2人にそっくりな少年が転入、3人はジミーの生徒たちを次々と殺害していく。ジミーはウェインの魂を甦らせて、ローソン一味と対決する。
キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
|---|---|---|---|
| VHS版 | テレビ東京版 | ||
| ジミー・ノーマン | ティム・マシスン | 佐古正人 | 原康義 |
| サリー・ノーマン | ブルック・アダムス | 高島雅羅 | 土井美加 |
| リチャード・ローソン | ロバート・ラスラー | 大塚明夫 | 入江崇史 |
| ウェイン・ノーマン | クリス・デメトラル | 石田彰 | |
| スコット・ノーマン | ロバート・ハイ・ゴーマン | 二見一樹 | |
| カール・ミューラー | ウィリアム・サンダーソン | 秋元羊介 | |
| ヴィニー・ヴィンセント | ニコラス・サドラー | 塩屋翼 | |
| デヴィッド・ノース | ベントレー・ミッチャム | ||
| ケイト | タシア・ヴァレンザ | 水谷優子 | |
| ビリー・スターンズ | マット・ノーラン | 中原茂 | |
| 年老いたニール | ダンカン・マクラウド | 塚田正昭 | |
| 幼少期のジミー | ザカリー・ボール | 近藤玲子 | |
- テレビ東京版:初回放送1995年8月24日『木曜洋画劇場』
作品リスト
- ブロス リターンズ/やつらはふたたび帰ってくる (原題:Sometimes They Come Back... Again)
続編ではないのだが、悪霊について詳細が明かされている。引き続きジミーが再登場しているが、悪霊にすでに殺害され死体となる、前作のラストを否定する形となった。ちなみに邦題が"ブロス"と付くが登場人物に兄弟を持つ人物はいない。 - アイス・ステーション (原題:Sometimes They Come Back... for More)
前2作とは直接的な繋がりはない。舞台を南極に変え、人間を悪霊にさせる儀式のルーツを辿り、その本元である悪魔と人間の闘いをメインにしている。
脚注
外部リンク
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