ブロス家

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ブロス家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/11 06:31 UTC 版)

ブロス家（Maison de Brosse）は、リモージュ家の分家で、11世紀発祥のフランス西部の貴族の家系。

ブロス子爵ジャン1世はフランス元帥となり、その子孫はパンティエーヴル伯位を継承した。最後の男系子孫ジャン4世はフランス王フランソワ1世の愛妾アンヌ・ド・ピスルー・デイリーの夫で、エタンプ公およびシュヴルーズ公となったが継承者なく1564年に死去し、ブロス家は断絶した。

系図

アデマール1世 リモージュ子爵

ベルナール1世 ブロス子爵

ジェロー4世(-1154以前) ブロス子爵

ベルナール2世 ブロス子爵 ブリディエ子爵

フルク ブリディエ子爵

ベルナール3世 ブロス子爵

ジェロ―5世 ブロス子爵

ユーグ1世 (-1274) ブロス子爵

ギヨーム (-1269) サンス大司教

ユーグ2世 ブロス子爵

ロジェ (-1287以前) サント＝セヴェール領主

ピエール (-1303以前)

エリー シャトークロ、エギュゾン、アゼラブル領主

ギヨーム (-1338) ル・ピュイ司教 モー司教 ブルージュ大司教 サンス大司教

ピエール1世 サント＝セヴェール領主

ブランシュ （サンセール伯ジャン1世娘）

ジャンヌ ＝シャトールー領主・ブロス子爵アンドレ2世・ド・ショヴィニー

ルイ1世 (-1356) サント＝セヴェール領主

ブランシュ ＝シャトールー領主・ブロス子爵ギー1世・ド・ショヴィニー

ルイ2世 (-1390) サント＝セヴェール領主

マリー・ダルクール （ラ・フェルテ＝アンボー領主ギヨーム娘）

ピエール2世 (-1420) サント＝セヴェール領主

ジャン1世 (-1433) サント＝セヴェール領主 ブリディエ子爵 フランス元帥

シャティヨン家

ジャン2世 (-1482/3) サント＝セヴェール領主 パンティエーヴル伯

ニコル パンティエーヴル女伯

ルイーズ (-1480) （ギー14世・ド・ラヴァル娘）

ジャン3世 パンティエーヴル伯 ブリディエ子爵

アントワーヌ ブリディエ子爵

クローディーヌ (1450-1513) ブリディエ子爵 ＝サヴォイア侯フィリッポ2世

ポーリーヌ (1450-1479) ＝ヌヴェール伯ジャン・ド・ブルゴーニュ

ベルナルド (-1485) ＝モンフェッラート侯グリエルモ8世

エレーヌ (-1484) ＝モンフェッラート侯ボニファーチョ4世

ジャンヌ （アルジャントン領主フィリップ・ド・コミーヌ娘）

ルネ (-1524) パンティエーヴル伯

ジャンヌ・ド・コンペ パリョー領主

マドレーヌ (-1512以前) 1＝フォシニー伯ジャーノ・ディ・サヴォイア 2＝ヴェルテュ伯フランソワ・ド・ブルターニュ

イザベル (-1518) ＝アルクール伯ジャン4世・ド・リュー

ジャン4世 パンティエーヴル伯 エタンプ公 シュヴルーズ公

シャルロット

フランソワ2世 マルティーグ子爵

ジャンヌ ＝ブレシュイール領主ルネ・ド・ラヴァル

フランソワーズ (-1558) パリョー領主 ＝2代ロアンヌ公クロード・グッフィエ

ルクセンブルク＝リニー家 （パンティエーヴル公）

参考文献

• Detlev Schwennicke, Europäische Stammtafeln Band III.4 (1989) Tafel 774-775