ブルーターマイト
【英】Blue Termite
ブルーターマイトとは、2014年後半に確認された、日本を攻撃対象としている点に大きな特徴を持つAPT攻撃の呼び名である。
ブルーターマイトという名称はセキュリティベンダーのカスペルスキーにより命名された。カスペルスキー日本法人は2015年6月、日本年金機構が標的型攻撃による大規模な情報漏洩を起こした事件を受け、標的型攻撃とブルーターマイトに関する報道機関向けの説明会を開催している。各メディアが報じたところによると、ブルーターマイトは「日本だけを」および「日本全体を」狙った攻撃である点を特徴としている。攻撃の拠点となるC&Cサーバーの大半が日本国内に置かれているためにフィルタリングシステムが回避されてしまい、また攻撃対象は日本年金機構だけでなく政府機関その他あらゆる分野の企業に及んでいるという。
参照リンク
「APT 今そこにある脅威」(PDF) - (カスペルスキー)
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