ブルシット・ジョブとは? わかりやすく解説

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ブルシット・ジョブ

英語:bullshit jobs

「ブルシット・ジョブ」とは、社会にとって無駄で無意味なあまつさえ有害であるかもしれないような仕事のことである。その仕事をしている当人すら「無意味な仕事である」ことを否定できない、しかし概して給料良い、といった点が特徴として挙げられる

「ブルシット・ジョブ」(Bullshit Jobs)は、デヴィッド・グレーバーDavid Graeber)が同名著書提示した概念である。邦訳書では「クソどうでもいい仕事」とも訳された。

ブルシット・ジョブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/02 13:43 UTC 版)

ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論: Bullshit Jobs:A Theory)は、アメリカの人類学デヴィッド・グレーバーによる2018年の著書で、無意味な仕事の存在と、その社会的有害性を分析している。彼は、社会的仕事の半分以上は無意味であり、仕事を自尊心と関連付ける労働倫理と一体となったときに心理的に破壊的になると主張している。グレーバーは、5種類の無意味な仕事について説明し、そこでは、労働者は自分の役割が自分の知っているほど無意味でも有害でもないふりをしているとする。労働と高潔な苦しみとの関連は人類の歴史の中で最近のものであると述べ、潜在的な解決策としてベーシックインカムを提案している。


注釈

  1. ^ : flunkies
  2. ^ : goons
  3. ^ : duct tapers
  4. ^ : box tickers
  5. ^ : taskmasters

出典



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