フレディ・ハイモア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/10 10:09 UTC 版)
| フレディ・ハイモア Freddie Highmore | |||||||||
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       2013年
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| 本名 | アルフレッド・トーマス・ハイモア (Alfred Thomas Highmore) | ||||||||
| 生年月日 | 1992年2月14日(33歳) | ||||||||
| 出生地 |  イングランドロンドン | ||||||||
| 国籍 |  イギリス | ||||||||
| 身長 | 178cm | ||||||||
| 職業 | 俳優 | ||||||||
| 活動期間 | 1999年 - | ||||||||
| 主な作品 | |||||||||
| 映画 『ネバーランド』 『チャーリーとチョコレート工場』 『奇跡のシンフォニー』 『スパイダーウィックの謎』 テレビドラマ 『ベイツ・モーテル』 『グッド・ドクター 名医の条件』 | |||||||||
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アルフレッド・トーマス・“フレディ”・ハイモア(Alfred Thomas "Freddie" Highmore, 1992年2月14日 - )は、イギリスの俳優。
来歴
私生活
ロンドン出身。父親は俳優のエドワード・ハイモア(Edward Highmore)、母親はダニエル・ラドクリフやイメルダ・スタウントンのエージェントであるスー・ラティマー。1995年生まれの弟バーティ(アルバート)も俳優。ケンブリッジ大学をスペイン語とアラビア語でのダブルファーストの成績で卒業している[1]。趣味の1つはサッカー、シーズンチケットを持っているほどのアーセナルファンである。 また、テレビゲームも趣味。クラリネットを演奏できる。また、映画『奇跡のシンフォニー』で演じるために6ヶ月間特訓したため、ギターも演奏できる。
2009年夏、同じく子役のダコタ・ファニングとのディナーデートが報じられる。
俳優活動
1999年に『Woman Talking Dirty』でデビュー。
2004年公開のマーク・フォースター監督作品『ネバーランド』にてピーター・パンのモデルになったとされるピーター少年役での自然かつ繊細な演技が評価され、クリティクス・チョイス・ムービー・アワード 若手男優賞などを受賞し、注目の子役となる。翌年公開のティム・バートン監督作品『チャーリーとチョコレート工場』でジョニー・デップの推薦により [2]、主人公チャーリー役に起用された。同作品で再びクリティクス・チョイス・ムービー・アワード 若手男優賞を受賞した。
2009年公開の『鉄腕アトム』をハリウッドでアニメ化した『ATOM』では、主人公アトムの声を担当した。
2013年に放送開始したドラマ『ベイツ・モーテル』では、ノーマン・ベイツ役を演じている。
2017年に放送開始したドラマ『グッド・ドクター 名医の条件』では主演及び製作を務める[3]。
トリビア
尊敬する俳優は、『ネバーランド』や『チャーリーとチョコレート工場』で共演したジョニー・デップ。
ケンブリッジ大学エマニュエル・カレッジでスペイン語とアラビア語を専攻。ダブルファーストで卒業。
フランス語、スペイン語を流暢に話す。
出演作品
※太字表記は主演。
映画
| 年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹き替え | 
|---|---|---|---|---|
| 2004 | ジム・ヘンソンの不思議の国の物語 Five Children and It | ロバート | 日本劇場未公開 | 矢島晶子 | 
| トゥー・ブラザーズ Two Brothers | ラウール | 海鋒拓也 | ||
| ネバーランド Finding Neverland | ピーター・ルウェリン・デイヴィズ | 池田恭祐 | ||
| 2005 | チャーリーとチョコレート工場 Charlie and the Chocolate Factory | チャーリー・バケット | 池田恭祐(劇場公開版) 冨澤風斗(日本テレビ版) | |
| 2006 | プロヴァンスの贈りもの A Good Year | 少年時代のマックス | 亀井芳子(ソフト版) 池田恭祐(機内版) | |
| アーサーとミニモイの不思議な国 Arthur and the Invisibles | アーサー | 神木隆之介 | ||
| 2007 | 奇跡のシンフォニー August Rush | エヴァン・テイラー オーガスト・ラッシュ | 白石涼子 | |
| ライラの冒険 黄金の羅針盤 The Golden Compass | パンタライモン | 声の出演 | 成海璃子(劇場公開版) 水田わさび(テレビ朝日版) | |
| 2008 | スパイダーウィックの謎 The Spiderwick Chronicles | サイモン・ジョージ ジャレッド・ジョージ | 大久保祥太郎 | |
| 2009 | ATOM Astro Boy | アトム | 声の出演 | 上戸彩 | 
| アーサーと魔王マルタザールの逆襲 Arthur and the Vengeance of Maltazard | アーサー | 神木隆之介 | ||
| 2010 | Master Harold...and the Boys | Hally Ballard | N/A | |
| アーサーとふたつの世界の決戦 Arthur3:The War of the Two Worlds | アーサー | 日本劇場未公開 | 池田恭祐 | |
| トースト〜幸せになるためのレシピ〜 Toast | ナイジェル | テレビ映画 | (吹き替え版なし) | |
| 2011 | 最低で最高のサリー The Art Of Getting By | ジョージ・ズィナヴォイ | 日本劇場未公開 | 内山昂輝 | 
| 2013 | ジャスティンと勇気の騎士の物語 Justin and the Knight of Valour | ジャスティン | 声の出演 日本劇場未公開 | (吹き替え版なし) | 
| 2016 | The Journey | ジャック | N/A | |
| Almost Friends | チャーリー・ブレナー | N/A | ||
| 2020 | 銀のドラゴン ファイアドレイク Dragon Rider | ベン | 声の出演 | 観世智顕 | 
| 2021 | ウェイ・ダウン The Vault | トム・ジョンソン | 兼製作 | 池田恭祐 | 
| 2023 | The Canterville Ghost | The Duke of Cheshire | 声の出演 | N/A | 
テレビシリーズ
| 年 | 題名 | 役名 | 備考 | 吹き替え | 
|---|---|---|---|---|
| 2013-2017 | ベイツ・モーテル Bates Motel | ノーマン・ベイツ | 計50話出演 | 岡本信彦 | 
| 2016 | Close to the Enemy | ヴィクター・ファーガソン | 計7話出演 | N/A | 
| 2017-2024 | グッド・ドクター 名医の条件 The Good Doctor | ショーン・マーフィー | 兼製作 | 岡本信彦 | 
| 2021 | レオナルド 〜知られざる天才の肖像〜 Leonardo | ステファノ | 兼製作総指揮 | 
日本語吹き替え
主に担当しているのは、以下の二人である。
- 岡本信彦
- 『ベイツ・モーテル』で初担当。以降、主にフレディが出演したテレビドラマの吹き替えを担当している[4][5]。『レオナルド~知られざる天才の肖像~』で担当した際には、フレディの吹き替えについて「フレディ本人の声は相変わらず、かわいい感じなので迷ったが、見た目がごつくなったので、そのイメージに合わせて、吹き替えの声はより低くした」と振り返っており、その一方で「声を低くしすぎると悪人のように聞こえてしまう。バランスが難しい」と苦労したことを振り返っている。フレディの演技を声で表現することに対しては 「硬い印象から、緩やかに柔らかく。そこが今、演じていて楽しいところです。」と述懐している[5]。
- 池田恭祐
- 『ネバーランド』で初担当。主に子役時代に演じた作品を声の出演も含め、多く担当した。近年は上述の岡本が吹き替えることが多くなっているが、『ウェイ・ダウン』で11年ぶりにフレディの吹き替えを担当している。
このほかにも、矢島晶子、白石涼子、神木隆之介、内山昂輝なども声を当てている。
脚注
- ^ “Actor Highmore gains double first”. The Belfast Telegraph (2014年7月3日). 2015年6月16日閲覧。
- ^ Charlie and the Chocolate Factory - imdb
- ^ “『チャーリーとチョコレート工場』公開から17年、子役たちの“その後””. クランクイン! (2022年2月18日). 2022年4月10日閲覧。
- ^ “岡本信彦が語る、『グッド・ドクター 』ショーン役への思い ドラマとアニメの演技の違いも”. Real Sound|リアルサウンド 映画部 (2023年9月29日). 2023年12月16日閲覧。
- ^ a b INC, SANKEI DIGITAL (2021年5月25日). “主人公を追及「難役だが楽しい」 WOWOW「レオナルド」岡本信彦”. 産経ニュース. 2023年12月16日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
- フレディ・ハイモアのページへのリンク

 
                             
                    



