フルムダンベール
フルム・ダンベール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/29 20:30 UTC 版)
フルム・ダンベール(フランス語: Fourme d'Ambert)は、フランスのオーヴェルニュ地域圏内ピュイ=ド=ドーム県全域およびカンタル県の一部、そして隣接するローヌ=アルプ地域圏のロワール県で生産される、牛乳を原料としたブルーチーズ[3]。フルム (Fourme) は「型」を意味する forme が語源で、これはさらにギリシア語の formos, ラテン語の forma を語源とする[5][6]。ダンベールは地名のアンベールである[2]。「高貴な青カビ」と言われ[7]、日本におけるブルーチーズの嗜好としては「ロックフォールと人気を二分」などと評される[8]。
- ^ 以下「基本情報」欄は、特記の無い限り下記文献(本間, 増井 & 山田 2009, pp. 84–85)による。
- ^ a b c d e 本間るみ子; 増井和子; 山田友子 著、文藝春秋 編『チーズ図鑑』 182巻(7版)、株式会社文藝春秋〈文春新書〉、2009年、84-85頁。ISBN 4-16-660182-2。
- ^ a b c d e f g h i j k 日仏料理協会 編『フランス 食の事典(普及版)』株式会社白水社、2007年、538頁。ISBN 978-4-560-09202-6。
- ^ “Fourme d’Ambert”. fromages-aop-auvergne.com. 2014年10月13日閲覧。
- ^ 前掲 (日仏料理協会 2007, p. 537)。
- ^ 本間, 増井 & 山田 2009, p. 85、チーズを意味するフランス語フロマージュ (Fromage) はこのフルムが語源とも言われる。
- ^ a b c “フルム・ダンベール”. 雪印メグミルク. 2014年10月13日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j 本間るみ子 著、主婦の友社 編『チーズの選び方 楽しみ方』株式会社主婦の友社、2012年、88頁。ISBN 978-4-07-285215-6。
- ^ 前掲 (日仏料理協会 2007, p. 191)。
- ^ “フルム・ド・モンブリゾンAOC”. オーダーチーズ・ドットコム. 2014年10月13日閲覧。
- ^ “Ambert”. Cheese.com. 2014年10月13日閲覧。
- ^ 前掲 (本間, 増井 & 山田 2009, p. 31)。
- ^ a b “フルム ダンベール”. チーズとワイン. サントリー (2008年). 2014年10月13日閲覧。
- ^ a b c “Fourme d'Ambert”. formaggio.it. 2013年6月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月13日閲覧。
- ^ 前掲 (本間 2012, p. 81)。
- 1 フルム・ダンベールとは
- 2 フルム・ダンベールの概要
- 3 脚注
固有名詞の分類
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