フラムルーディメンツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 08:43 UTC 版)
「ルーディメンツ」の記事における「フラムルーディメンツ」の解説
フラムは、小さな音の装飾音の後に逆の手で大きな音の主音を打つ。2つの音はほぼ同時に演奏され、1つの「幅のある」音のように聞こえることを意図されている。 番号名称譜面解説20. フラム 装飾音の後に逆の手で主音を打つ。2つの音の間隔は演奏のスタイルや文脈によって異なる。 21. フラムアクセント 「フラム、タップ、タップ」の形の3音のグループが左右入れ替わりながら連続する。 22. フラムタップ 先頭の音がフラムになっているディドルが左右入れ替わりながら連続する。 23. フラマキュー 4音のグループと締めくくりのダウンビート。最初の音とダウンビートはフラムで、第2音にはアクセントがある。 24. フラムパラディドル 先頭の音符がフラムになったパラディドル。 25. シングルフラムドミル パラディドルを逆にし(RRLR, LLRL)、各ディドルの先頭の音をフラムにしたもの。 26. フラムパラディドル・ディドル 先頭の音をフラムにし、左右が入れ替わるパラディドル・ディドル。 27. パタフラフラ 最初と最後の音がフラムになっている4音からなるパターン。 28. スイスアーミートリプレット 右手のフラムに右手のタップ、左手のタップと続くか、その逆となる。連続するフラムアクセントは3つのタップが続けて同じ手となるが、スイスアーミートリプレットなら2つで済むので、フラムアクセントの代わりによく用いられる。 29. インバーテッドフラムタップ 左右交代のディドル(16分音符1つ分ずれている)で、各ディドルの2番目の音符がフラム。 30. フラムドラッグ 「フラム、ドラッグ、タップ」の形の3つの音符のグループが左右交代する。
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