フュッセン市博物館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 08:57 UTC 版)
1913年に設立されていたフュッセン市博物館は、旧ベネディクト会聖マング修道院の南棟に新装オープンした。 この博物館の重点は、この建物自体である。聖マング修道院の重要な点は、それがバロック様式による総合芸術というコンセプトを有する点と、同時にそれでありながら中世の施設を保存しているという点にある。修道院の主要部分は博物館の周囲に接続している。中世の回廊部分から、1602年ヤーコプ・ヒーベラー作の有名な『フュッセンの死の舞踏』を含むアンナ礼拝堂が発掘された。市の歴史コーナーでは、フュッセンのリュート製作、ヴァイオリン製作の歴史が解説されている。 この他にルートヴィヒ2世が構想したものの、実際には建設されなかったファルケンシュタイン城をヴァーチャルに訪れるコーナーもある。
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