フクオウソウとは? わかりやすく解説

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ふくおう‐そう〔フクワウサウ〕【福王草】

読み方:ふくおうそう

キク科多年草山地生え、高さ約60センチ葉の形カエデに似る。秋、青白色花が咲く三重県福王山で発見


フクオウソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/02 15:05 UTC 版)

フクオウソウ
福島県会津地方 2009年9月 
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
: フクオウソウ属 Prenanthes
: フクオウソウ
Prenanthes acerifolia
学名
Prenanthes acerifolia (Maxim.) Matsum.
和名
フクオウソウ(福王草)

フクオウソウ(福王草、学名: Prenanthes acerifolia)はキク科フクオウソウ属多年草

特徴

の高さは35-100cmになり、全体に腺毛が多い。は有翼または無翼の柄をもって茎に互生し、茎を抱く。葉は茎の下部に集まり、葉身は円心形で掌状に3-7裂し、幅、長さとも6-10cm、縁には粗い鋸歯がある。

花期は8-9月。円錐花序に多数の頭花がつき、頭花の径は1.5cmで紫白色。頭花は横から下向きに咲き、舌状花だけからなる小花は10-13個つく。

分布と生育環境

本州、四国、九州に分布し、山地の林下に自生する。和名は、三重県菰野町の福王山に由来する。

ギャラリー

頭花は10-13個の舌状花からなる。 
葉は有翼の柄をもって茎を抱く。 
 

参考文献

  • 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編 『日本の野生植物 草本 III 合弁花類』(1981) 平凡社


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