フェロシアン化鉄とは? わかりやすく解説

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フェロシアン化鉄

読み方:フェロシアンかてつ

化合物。「紺青」(プルシャンブルー)と呼ばれる深い青色顔料主成分

2011年4月15日現在、このフェロシアン化鉄が放射性物質セシウム吸着する働きのあることから、水中放射能汚染吸着除去する材料として活用できる手法開発されたと報じられ注目集めている。

セシウム放射性セシウム)は、放射性ヨウ素などと並び原発事故などで飛散しやすく、周辺影響及ぼしやすい。ヨウ素半減期8日と、短期間で危険度が下がるが、セシウム半減期が約30年長期わたって放射能持ち続ける。

放射性物質除去方法としては、フェロシアン化鉄を汚染水に溶かして中のセシウム吸着させ、セシウムごとフェロシアン化鉄を分離するという手順取られる海洋汚染懸念されている福島第一原子力発電所冷却水として使うなど、用途検討されている。



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