フィルムのタイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 13:44 UTC 版)
110フィルムは一般にカラーネガの製品がほとんどであるが、コダックはコダクローム・エクタクロームなどのカラーリバーサルフィルムやモノクロフィルムを1982年(昭和57年)まで製造していた 。また、富士フイルムも医療機器用として、リバーサルフィルムを特定の流通ルートで供給していた。 110のリバーサルフィルム用のスライドマウントは当初、35mm判などとは異なる小型のサイズであり、専用のスライド映写機が発売されていた。また、通常の映写機に小型マウントをかけるためのアダプターも存在した。このアダプターは完全に満足のいくものとは言えなかった。110スライドフィルム専用のプロジェクターでは、明るさの増したランプを使用することで改善された。後期には、35mm判と同じサイズのマウントが使用されている。
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