フィクスチャータイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 15:57 UTC 版)
「ナットランナー」の記事における「フィクスチャータイプ」の解説
主に設備やロボットに搭載することが前提のナットランナーで、スピンドルと呼ばれることもある。通常はストレートタイプを基本にして、設備やロボットに搭載しやすいようにインターフェース部が工夫されている。フィクスチャータイプでは、人間が手でもつ不安定さや反力の影響を排除できることから、低トルク帯から高トルク帯まで対応ができ、締め付け精度もハンドナットランナーに比べて高いものが多い。エンジンケースやトランスミッションケースの締め付けなどでは、複数のボルトを同時に締め付けを行う必要があり、この場合にフィクスチャータイプのナットランナーを用いて多くのスピンドルを並べた設備を用い、各々のスピンドルの回転を同期させながら締め付けを行う工程もある。
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